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禁煙のすすめ




ここでは、私が実際に成功した禁煙方法を記載しています。

禁煙をしたいと思っている方に少しでもお役に立てれば幸いです。





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step 1
やめる動機を考える


禁煙しようと思う人は、少なからずなんらかの動機があると思いますが、
やはり、なによりも大切なのは“動機”です。

なぜやめようと思っているのか、
その“動機”が強いものであれば、必ず禁煙できます。



問題は、どんな動機が自分に効果的なのかだと思います。




私の場合、はじめは“健康のため”でした。


しかし、“健康のため”といっても特に病気をしたわけではないので、

禁煙をしていてもしていなくても、体調は変わらない。


なので、あっさりとこの動機は打ち砕けてしまいました。



次に“そのうち生まれてくる子どものため”と思うようにしました。


しかし、禁煙していなくても丈夫な子どもを授かっている方はたくさんいます。


この動機も揺らいでしまいました。



次に“節約のため”と思うようにしました。


禁煙して浮いたお金でほしかったものを買おう!と思うようにしましたが、

お金に余裕がある時は欲しかった物を買ってしまい、

節約する理由がなくなるという始末。




最終的に私にとって一番効果的だった動機は、

“美容のため”でした。



旦那さんのためにいつまでも若々しくてキレイでいたい。



その思いが一番効果的でした。



その確固たる動機に辿り着くまで、きっちり禁煙はできませんでした。

その動機が揺らぐたび、我慢できなくなるのです。


初めはそれでいいのです。

まずは、あれこれ動機を考えるだけでいいのです。


考えながら、その間の対策を、step 2 から紹介します。


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step 2
タールを1mgに変える



step 1で書いたとおり、まずは動機を考えることで

禁煙したい気持ちを忘れないようにします。


これは、どんな時でも、最低限必要なことです。



そして、ある行動に移しました。


その方法の一つが、タールを1mgに変えるです。


ここで注意です。

タールを1mgに変えたところで、
1本が及ぼす体への害は変わりません。



それもわかっていながら、1mgにしました。




私の場合、長年8mgだったものから一気に1mgに変えました。



はじめは吸った気にならず、本数が増えました。


そこで自分を責めてはいけません。

要は、濃い煙から薄い煙に慣れ、
薄い煙でも吸った気になれれば、しめたものです。


むしろ、1mgを5本吸っても、

「いつもの8mgよりも少ない!」と思えば気が楽です(笑)

注)体に及ぼす害は8mgと1mgは変わりません。



それくらい、

禁煙中のストレスは図り知れないものでした。



いくつか逃げ道を作ってあげることも必要だと思います。



1mgでも吸った気になる体になるまで、1か月はかかりました。



ポイントは、ストレスを感じずに煙の薄さに慣れることです。



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step 3
本数を決める



やめたいという思いを常に持ちながらも、

コンビニに行くたび、1mgならいいか…と買ってしまう自分。


そんな日々が1か月続いたころ、

「やめたいと思っていたのにやめられていない!」と

強く思うサイクルがやってきました。



禁煙したい人は、やめたいと強く思う時と思わない時があると思います。

ダイエットも共通すると思いますが…。


その強く思ったその時が、次のstep 3に移る時です。

step 3は、本数を決める。です。


1日10本なら10本。

ムダ吸いをしない、ということです。


1本1本大切に…。


1日10本なら、私は減らした本数ではありませんでした。

それでも今喫煙している本数を把握することと、

ルールを作って自分をコントロールすることが重要です。


私は1日10本からスタートし、

1か月後には5本になりました。



はじめから5本にする!!などと意気込まないことです。

一度崩れると、もうどうでもよくなります…。 



5本で大丈夫になるためには、次のstep 4が必要です。 


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step 4
回数を決める



改めて書きますが、

step 1で書いたとおり、動機を考えることで

禁煙したい気持ちを忘れないようにします。


これは、どんな時でも、最低限必要なことです。




本数を決めたら、次は、
喫煙してもいいタイミングを決めます。



私は、朝起きてすぐ・朝食後・昼食後・3時の休憩・仕事あがり・夕食後・寝る前と決めました。

1日10本にしていたので、一回当たり1本~2本OKです。



吸うたび自己嫌悪に陥っていたものが、

その時間だけは吸ってもいい時間なのです。



そう思えることで私はストレスが軽減され、

気持に余裕ができました。



そして、徐々にタイミングや本数を減らしていけるようになりました。



まずは、朝起きてすぐをやめてみる。



ストレスがかかりますが、

朝食が終われば吸える…そう思えば、なんとか我慢できます。



次に、寝る前をやめてみる。


歯を磨いたら今日はもう終わり、というようにルールを作り、

なるべくはやく歯を磨き、すぐに寝るようにしました。



そうしていくと、1ヶ月後には

朝食後・昼食後・昼休憩・仕事後・夕食後の5回に1本ずつになりました。


これで1日5本です。



もう少し省略できそうなところを削って、

昼食後・昼休憩・夕食後の3回に1本ずつ、

一日3本で大丈夫になりました。



それ以外のタイミングでどうしても我慢できなくなったら、

やめたい動機を思い出します。


そして、次の喫煙タイムをひたすら待ちます。


この本数タイミングを決めるということは、
自分の欲求をコントロールするという意味でとても重要です。


これができれば、禁煙生活はもう目前です!!


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step 5
きっかけをつくる



一日3回、3本だけなら、もう体はニコチンを必要としていないはずです。


しかし、習慣があるのでなかなかやめられません。


きっかけが必要です。



私は、きっかけをつくるために、富士山を登りました。




きっかけは人により色々あると思いますが、

私は富士山を登るためにウォーキングなども始めたので、

そのタイミングできっぱりと禁煙をはじめました。



そして、富士山の頂上で今後の禁煙を誓いました。


2009年の夏のことです。

それ以来、禁煙は続いています。



お酒の席や、友人との集まりで周りで喫煙していると

以前は「ちょっと1本ちょうだい…」などと思っていたのですが、



今は1本吸うたびに5歳老ける!という強迫概念さえ生まれ、

まったく興味を持たなくなりました。




以上が、私が実際に経験した禁煙方法です。

禁煙グッズがたくさん出回っていますが、必要ありません。



必要なのは、やめたい気持ちと欲求のコントロールです。



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最後に
動機を考える


最後に、一番大切な動機について、もう一度触れます。

いくつか質問形式で書き記しましたので、答えてみてください。




1、あなたは、どうしてタバコを吸っていますか?




2、タバコを吸うことで得られるものはなんですか?




3、タバコを吸うことで失うものはなんですか?




4、タバコを吸うことで得られるものは、

タバコを吸うことで失うものよりも価値のあるものですか?




禁煙をしたいと思っている方が一人でも多く

禁煙に成功できますように…。



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