さて、どうやって開けましょうか?
とある岐阜のお客様から、北欧系輸入住宅によく使われる玄関ドア、レクサンドーレンのロックの修理についてご相談を頂きました。このおうちは2001年5月完成ということですから、15年程前から使われている古い木製ドアです。レクサンドーレンの木製玄関ドア、LEK-T50-Gの表面には、厚めのチーク材が張られていますので、まだまだ耐久性は維持されています。でも、頻繁に開け閉めするロックの部品は、消耗が激しかったのか、ロックケースと呼ばれる四角い箱の中で壊れてしまったようです。ロックが掛かった状態で壊れたということで、鍵を回しても空回りして開けることが出来ない感じです。こちらのロック金物は結構丈夫に作られていますので、ドリルで穴など開けて箱の中を破壊するということが、なかなか難しいかも知れないというのが厄介なところです。最悪、ドア・ヒンジ側を分解して、反対側からドアを外すということもありかも知れませんが、こちらが外れるかどうか慎重に判断しなければなりません。何れにしても、出来るだけドアを傷付けずに不具合のある部分だけを何とかしたいものですね。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。