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テーマ:家を建てたい!(9811)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
「土台は木曽ひのき!」というタイトルのお話をさせて頂いた際に 出てきた基礎パッキンを上から見たのが、この写真です。 これには、裏と表があってその機能が違います。 こちらの面は、土台となる木を支える為に、接触面積を大きく とっています。但し、密着してしまうとそこに水分が 溜まる恐れがあるので、細い溝をライン上に彫ってあります。 裏面は、空気の流れを阻害しないように、風の通路となるような 感じにしてあります。強いて言えば、橋の欄干のような感じ でしょうか。 厚さ2cm程度しかありませんが、6m×10m程度の家の外周なら (縦6m+横10m)×2辺×厚さ0.02m = 0.64平米 の換気面積を 取っているのと同じになります。 通常の換気口は 幅0.4m×高さ0.15m = 0.06平米 ですから 基礎パッキンと同じ換気面積にするなら、10~11個の換気口を 付けることになります。 そして、その厚さ(2cm)分だけ家の床下が全体的に浮いて 空気が全面に流れる構造を作り出しているので、 常に乾燥した床下を実現するんですね。 この基礎パッキンは、これ以外にもいろいろなメリットや 仕掛けがありますので、詳しく知りたいなら 下記サイトをご覧になると便利です。 キソパッキング工法の詳細を紹介しているサイトは、こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年04月29日 12時07分30秒
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