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2008年08月31日
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カテゴリ:外壁材
流行もひと段落した感がある塗り壁だが、ヨーロッパの
田舎をイメージしたおうちが欲しいという要望をもった人は
まだまだいらっしゃるようだ。

そこでよく塗り壁材として登場するのが、国産の「ジョリパット」。

皆さんもお近くでコテ跡をわざわざ外壁に付けて仕上げてある
おうちを見たことがあるだろう。

その材料のほとんどが、これなんです。

ただ、この材料は伸縮性がほとんどないので、温度の変化や
雨や日照りによる水分・湿度の変化による家の構造体の
動きがあると、写真のように見事にクラックが入ってしまう。


ジョリパットのクラック


この家は、名古屋のある工務店が建てた家だが、縦にも横にも
網の目のようにクラックが入っているのが分かるだろうか。

特に窓やドア枠のコーナー部分からヒビが始まっているケースは
多かれ少なかれ、ほぼ全ての家に対して当てはまると
いうのが現状のようです。

それは、窓やドアの上にマグサと呼ばれる横木が入れて
あるからです。

上からの重量負荷を直接窓が受けてしまうと、
窓が歪んだり、開かなくなったりするので、マグサによって
窓の上でその重量を受けるということをしているのです。

ですから、そのマグサにだんだん重量負荷が掛かります。
更にそのマグサを受けている柱材が重量負荷によって
縮んでしまうことによって外壁も同様にその伸縮の
影響を受けてしまうことも、原因のひとつです。

こうしたことは、構造上避けがたい問題ですが、
重量負荷を分散させる為の下地材の強化をしたり、
輸入の「Stucco Flex」のような伸縮性のある材料を
使うなどすれば、クラックのリスクは少なくなります。

但し、その分手間も材料も掛かります。

手間を省いて安くすれば、お客さんは喜ぶでしょうね。
同じ見栄えの塗り壁の見積なら、安い住宅メーカーと
契約するでしょう。

でもその時は、下地や手間暇のことなんか全く
気にしていない。というか、営業担当もそんな知識もないし、
価格のことばかりが優先される。

真面目に手間暇掛けて造るところが、競争に負けて
いくのは、悲しいですねぇ。

家は、お金じゃない。そう、心が大切。
皆さん、分かりますか?

分かんねぇだろうなぁ~、イェィ。(ちょっと古いか?)






Last updated  2008年08月31日 14時27分55秒
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