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テーマ:家を建てたい!(9493)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() 太陽の熱で温められた空気が、壁の外側を通って屋根の てっぺん(棟)から抜けていくのが、本来の通気工法。 その空気の流れを促進させる為に、軒下にも通気穴が 設けられる。(その部分は、また次回お見せします) そこから吸い込んだ空気が棟へと流れるのを利用して 壁の空気を上へと引っ張り上げる効果があるからだ。 壁の外側や屋根には、常に空気が対流する状態が 出来るので、例え外壁を覆うサイディングやレンガに 雨水が侵入しても、そのうち乾いてしまうんだな。 そんな自然の原理をうまく利用して、家は本来造られる。 ![]() でも、最近の家は、やたらと人間の作り出した機械や 設備に依存させようという風潮が、国の施策で推進される ようになってきた。 その最たるものが、室内の24時間換気。 あんなものは、室内に化学物質を持ち込まなければ 本来必要としない設備だと思う。 何故自然素材で出来たおうちにまで、これを義務化 するのか、理解に苦しむ。 彼らは、家に持ち込まれる家具やインテリアに 含まれる化学物質を排出する為と、もっともらしい ことを言うが、それならそういったものを規制すれば いいだけじゃないかと私は思う。 最低の家を造るような会社にはいい施策かも知れないが 最高の家を造ろうと思う私たちには、不要な足かせ でしかない。 日本の建築基準法は、そんな法律です。 「ホームメイドの資材紹介」ブログ関連記事: 壁にやるなら、屋根にもね http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200909290000/ 屋根裏の結露は、将来必ず問題になる! http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200801070000/ 屋根裏部屋の結露対策 http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200709010000/
Last updated
2010年02月22日 10時07分50秒
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