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2010年10月17日
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熱交換型換気システムには、全熱型と顕熱型の2つが存在します。

この説明はちょっと長くなりますので、まずは熱交換型換気
そのものについてお話しします。


Air Ventilation


これらは、一般的に第1種換気と呼ばれていて、外気を室内に
取り入れる吸気と室内の空気を室外に放出する排気とが
同じ風量/風速で同時に交換されることから、第2種や第3種換気
のように屋外と屋内とで空気圧が異なるということはありません。

そういった意味では、体には少しやさしいのかも知れませんね。

また、省エネを考えて室内の温度を外に排出しないようにする
熱交換のシステムをこれに取り込もうということになりました。

両者の空気を集めるダクトを隣接させて、そこで両者の熱を
互いに伝達させる方法が、このシステムです。

その為、両者の空気の出入りを1ヶ所に集めることが
求められることとなりました。


Temp Exchange


換気装置が集中型となる為、各部屋の空気をダクトで集めなければ
ならず、ダクトスペースの確保や装置の大型化・コストアップ
などの欠点も存在します。(尚、各部屋に取り付ける個別エアコンの
ようなタイプもありますし、非熱交換型のものもありますが、
見た目や省エネ性能を考えて採用して下さいね)

逆に言えば、第2種や第3種換気は、装置が簡単でお値打ちに
採用出来るし、実際の空気圧も体感出来る程大きくはないという
点で有利な状況もあるのです。

さて、最近、部屋毎の個別エアコンに代えて、家全体の温度を
一定にコントロールする全館冷暖房(全館空調)システムを
新築時に施工したいというお客さんが増えてきました。

そういう場合、1ヶ所の集中エアコンで室内空気を管理する為、
集中型換気装置を併用することは自ずと理に適っています。

ですから、全館冷暖房システムには、熱交換型換気システムが
セットで付いてくるということになりました。

ここまで、皆さんご理解頂けましたでしょうか?

いや~、ちょっと難しかったかな(笑)

建築基準法で設置が義務付けされた24時間計画換気。私個人は
機械に常時頼るようなことをよしとはしませんが、これをやらないと
建築確認申請や許可が下りなくなります。

ですから、家づくりを考えている皆さんも、自分ならば
どの換気を採用するか、ちゃんと決めておく必要がありますね。

でも、皆さん、ちょっと変だと思いませんか?

行政や住宅メーカーは、高気密化して省エネを目指しているのに
一方では、室内の化学物質対策として、壁に穴を開けて換気する。
それは、気密を下げて、尚且つある程度の熱まで戸外に放出してしまうって
ことじゃないのぉ?。

まさに、やることなすこと矛盾だらけ。

まあ、法律らしいですから、仕方ないですかね。

私なら、自然素材を用いて、根本原因の化学物質を室内から
排除する道を選びますけどね(笑)

では、実際に全館冷暖房システム等を採用した私たちの
作品を下記サイトでご覧下さい。

ホームメイド 作品紹介:
http://www.homemade-co.com/ie/works.html

次回は、全熱型と顕熱型について、書かせて頂きます。


関連記事:熱交換型換気装置は、どっちがいいの?(2)
http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/201010210000/







Last updated  2010年10月21日 11時19分49秒
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