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テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:屋根材
皆さん、石の板で出来た屋根材をご覧になったことはありますか? こちらは、愛知県丹羽郡大口町のB邸で施工した天然スレートの 屋根をアップで撮影したものです。 縄文時代の黒曜石の矢じりのように削られた石の板は、 全てデザインが異なります。 そりゃそうですよね、天然石ですもん(笑) この石は、遠くフランスの地下深く、何億年も前の地層から 掘り出されたものを薄く剥いだものなんです。 欧米では、古くから使われていて、ルーブル美術館や モンサンミッシェル修道院、各地のお城や教会建築などで 見ることが出来ます。 その耐久性は、120年ともそれ以上とも言われています。 ですから、コンクリートに防水塗装しただけの日本の スレート瓦とは、全くの別物です。 だって、スレート瓦は、おおよそ10年程度で塗り直しが必要 ですが、天然スレートは半永久的にそのままで大丈夫 なんですから。 天然スレートの屋根でも、写真のように雪止めも施工出来ますし、 隙間なく敷き詰めれば雨漏りなども起こりにくいのです。 また、天然スレートには鉄分を多く含むものもあり、 時が経つとそれが屋根の表面に浮いてきて、褐色に 変わってくるものもあるようです。 その様子も天然故の趣きが感じられるのでしょうねぇ。 価格は、スレート瓦の4倍程度しますが、一生塗り替えが 必要ないとなれば、イニシャルコストもそれ程では ないかも知れません。 皆さんの家も、こうした美しい天然スレート屋根を 採用しては如何でしょうか。 こういうのが、本当の贅沢かも知れませんよ。 大人のブリティッシュトラッド ~大口町 B邸~ http://www.homemade-co.com/ie/works/work7.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年01月18日 14時10分48秒
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