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テーマ:家を建てたい!(9806)
カテゴリ:木のデザイン
私たち ホームメイドは、内装ドアに無垢の木製を使用します。 本物の木は、調温・調湿作用がありますし、丈夫で長持ち。 更にキズが付いたりしても、サンドペーパーを当てれば すぐに元通りに戻ってくれます。 だから、一般の住宅メーカーが使う塩ビシート張りの木目調ドアと比べて 品質も値段も格段にいいですよね。 ただ、そんな木製ドアにも欠点が存在します。 それは、むくったり、反ったりするということです。 木は、材木となってからも生きていますから、動くんですね。 その動きは、温度や湿度といった環境で異なりますが、それを よしと考える人にしか向きません。 だって、無機質な木目調ドアと違って、動けばメンテナンスが 必要となりますから、これをクレームや不具合と考える人だと お互い精神衛生上よくありません。 この写真のようなポケットドアの場合は、壁の中にドアが 滑り込むといった構造ですから、ドアが反ってドア枠に 当たってくると、動きが堅くなるばかりかドアの表面もキズが 付いてしまいます。 ただ、無垢のドアというものは、しっかりしている分、そう簡単 には元に戻すということは難しいですから、枠の方を調整して ドアの曲りに合せる工夫が必要となります。 まあ、アメ車のようなクセがある分、可愛くもあるんですが・・・。 こういう日々のメンテナンスが、輸入住宅を長持ちさせる秘訣です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年09月21日 20時13分16秒
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