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テーマ:家を建てたい!(9806)
カテゴリ:輸入キッチン・キャビネット
突然、会社の電話が鳴った。とあるお客さんから、「アメリカの 電気オーブン付きのレンジを自分で買ってきたのだが、取り付け方法が 分からないので、教えて欲しい」というものでした。 そばには電気屋さんもいたらしく、電話を代わるから説明して くれないかとも。 個人輸入したものは、国内代理店ではサービスはしてくれない。 当然、何もアドバイスはしてもらえない。購入してもらっていない 状況で、好意で教えるにしても、もし何かの原因でトラブルが 発生したらその責任を問われかねない。 だから、私たちのように自分で勉強して、取り付け方法を学んだ ビルダーに藁をもすがるような思いでご連絡頂いたのでしょう。 勿論、私は意地悪するつもりはないですから、ちゃんと教えて あげましたよ。 そう、取り付けするには、特別な部品が必要ですし、電源も 2系統必要となる旨お話ししました。だから、そういう部品を 一緒に輸入しないと使えないのです。 私の手元にその部品があればいいのですが、いつも本体を輸入する際 一緒に必要数だけを輸入するので、残念ながら在庫はないのです。 こういった輸入家電を住宅設備として施工する場合は、そういう ことをやったことがある住宅会社と綿密に相談しながら、資材を 購入をしないと大変なことになるのです。 こういう住宅設備は、竣工の直前に施工する場合が多いでしょうから いざ部品がないとか、設置方法が分からないとかという状況になると 入居が延期になる恐れもありますので、注意が必要です。 施工したこともないのに、ものがあれば設置してあげますなんて 気軽に請け負うビルダー(工務店)の無責任にも問題が ありますが、個人購入での利害の全てを受け入れるという覚悟が 施主側にもないとお互いに不幸な状況になります。 私たちのように、輸入家電にまでノウハウを持っている輸入住宅 ビルダーは、国内では貴重な存在かも知れません。 何故なら、私は、日本で最高峰の北米輸入住宅コンサルタントですから。 それにしても、電話してこられた人は、その後どうしたんでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年12月05日 10時26分26秒
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