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テーマ:家を建てたい!(9806)
カテゴリ:ドライウォール
私共の輸入住宅では、壁のコーナーを丸く加工して優しい 雰囲気のインテリアにするという工夫をしています。 これをブルノーズ・コーナーと私たちは呼んでいます。 これは、昨日書いた記事でもお知らせした通りですが、 角が四角くなっていないということは、床と壁との境に 取り付ける幅木の納まりが悪くなります。 幅木とは、壁の一番下のところに回す高さ10cm程度の 板材ですが、板ですからその形状は直線です。 丸いコーナーに直線の板を取り付ければ、必ずそこには 隙間が生じてしまうでしょ。 まあ、そういう場合、その隙間をそのままにしたり、パテや コーキングで埋めたりすることも可能ですが、写真のように ブル・アダプタという役物を使って解決します。 ブル・アダプタは、上の部分が丸くなっていて、下の部分は 四角い形状をした部材です。 ですから、ブル・アダプタの上にくるブルノーズ・コーナー材 とうまく接続出来ますし、ブル・アダプタの下の部分にくる 幅木をうまく納めることが可能となります。 写真は、そのブル・アダプタを北米製の天然石膏のパテで 取り付けた直後の状況です。 ラフにパテが塗られた状態ですが、パテが完全に乾ききったら ヤスリで磨いてきれいに仕上げますよ。 こういう細かな気遣いが、完成度の高い素敵な輸入住宅を 造り上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年02月27日 14時13分47秒
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