ホームメイドの資材紹介 ~Home Made~

2015/01/28(水)10:06

トーション・スプリングは、定期交換

ガレージ・ドア(108)

巻き上げ式の北米製ガレージ・シャッター。 リモコン1つでオーバースライドしていくガレージ・ドアは、 ほんと格好いいですよね。 ただ、頻繁に上げ下げするシャッターですから、部品の消耗や 劣化も徐々に起こってくるものです。 また、このシステムが絶妙のバランスによって成り立って いるので、それが崩れると弱点となる部分に大きな負担が 掛かってしまい、破損する原因ともなります。 写真は、岐阜のとあるお客様から相談を頂いたガレージ・ シャッターですが、車が2台並べて止められる16フィート (4.8m)幅の大きなタイプ。 これだけ大きなドアですから、巻き上げる為のスプリング (バネ)も大きなものを2つ使います。 (8フィート(2.4m)幅なら、通常1本です) この写真をご覧頂くと分かりますが、向かって左側の スプリングの左端付近の黒いバネが途中で切れています。 こうなると、右側のスプリングだけが効いている状況ですから、 左右のバランスが取れず、ドアの開閉が出来ません。 こういう場合、バネを交換しなければいけないのですが、 切れた片側だけを交換すればいい訳ではありません。 それは、切れていない方も長年のストレスでバネの力が 衰えていたり、何らかの劣化を起こしていたりするからです。 また、ガレージ・シャッターは、メーカーによって 重さも様々。木製のものやスチールのもの、ファイバー グラスのものなど、素材の違いでも重さは変化します。 ですから、適合するスプリングも、実際のドアの重さを 計測しなければ判断出来ないのです。 勿論、ご自身でドアを持ち上げて体重計などを利用して 計測出来ればいいのですが、慣れない作業ですから 素人には危険です。 計測と取り付けの2回の出張費は掛かってしまいますが、 これをいい加減にすることは、ガレージ・シャッターの 寿命にも関係しますので出来ません。 ガレージ・シャッターは、10年くらいで定期点検をして、 バランス調整やトーション・スプリングの交換をするように して下さい。 それが、憧れのガレージを安全・快適に保つ秘訣です。 こうした私たちの考えに共感され、施工を希望される方は、 お問い合わせ下さい。

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