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テーマ:家を建てたい!(10132)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
![]() アルミクラッドの輸入サッシ、ウィルマ―(Willmar)は、輸入住宅 ブームの際にはよく施工されたカナダのサッシでした。 ここのサッシは、外部のアルミを特別色のグリーンで塗装している ものを使っています。 さて、今回のトラブルは、サッシの下枠(白く塗装している部分)に 雨水が溜まった状態になって、木部に劣化が起こっているというもの でした。 ウィルマ―のケースメント(滑り出し窓)は、下枠がほぼ水平になって いるのですが、木部が乾燥・収縮するなどして微妙に水が溜まりやすく なる状況が生まれることがあるようです。 また、このサッシの窓枠と建具(障子)との隙間が殆どなくて、 気密性という点ではいいのですが、一旦水が入り込むと表面張力で 抜けにくくなるという欠点もあるようです。 製品自体の個体差や取付け場所の環境によってメンテナンスが 微妙に違うところは、自然の素材ならではの問題でしょう。 私たちは、この状態があまりひどくならないうちに木部が劣化した 部分を除去して、新しい木に交換した上で鈑金処理して補修することを 考えています。 サイズをしっかり計測して鈑金材を製作したり、オペレーターなどの 操作金物を取り外したり、施工後の窓調整を行ったりと面倒な作業も 多いですが、手間を掛けることで家の寿命を長く出来ると思います。 輸入住宅の修理・メンテナンスをご希望の方は、ご相談下さい。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年01月20日 11時02分05秒
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