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テーマ:家を建てたい!(9811)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
サッシからの雨漏れは、サッシ自体が悪い場合もありますが、 その多くは屋根や外壁からの雨漏れに起因していることが 多くあります。 こういう場合、国産サッシだろうが、輸入サッシだろうが、 窓の周囲から室内に雨水が入り込んでしまいますし、 いくらサッシを交換したところで直るものではありません。 写真はその一例ですが、サッシの上端となっている部分の 外壁に水平方向に割れが走っています。 下地材の張り方によっては、縦方向に割れることもある のですが、横方向の割れは建物の荷重がまともに窓に 掛かってしまい、その歪みが外壁に出てしまったのだろうと 考えられます。 本来なら窓の上端は構造体に固定せず、遊びを設けることで 荷重を逃がすことをしなければいけません。 また、そうなった場合に備えて、外壁材と窓との間に柔らかな 防水コーキングを打つスペースを設けたり、柔軟性のある スタッコフレックスのような塗り壁材で仕上げたりすることを しなければいけません。 勿論、そういった表面の防水施工に加えて、万一壁の中に 雨水が侵入した際に構造体や室内へのダメージを与えないような 下地の防水処理や排水の工夫をしておくことが大切です。 雨漏りは、材料の選定ミスや施工の間違いなどいろいろな要素が 重なって起こりますから、簡単に考えない方がいいですね。 でないと、いつまで経っても雨漏りで苦労しなければなりません。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年12月23日 11時52分25秒
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