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テーマ:家を建てたい!(9814)
カテゴリ:外壁材
RC造建物のタイル外壁を直しています。 この部分は、2Fと3Fの間くらいの高さなんですが、1Fの壁の クラックからは白い炭酸カルシウムが吹き出てきていました。 そこで、その上の方の壁タイルに割れがあるのを確認して、 そこのタイルを一旦剥がして状況を確認した様子が、この写真。 窯業系のしっかりした磁器タイルですから、剥がすのにも苦労 するのですが、モルタル目地だけでなく、やはりコンクリートの 構造にも微小な割れが入っていました。 その割れがどこからどこまで入っているのかを確認して、そこに モルタルをしっかり入れて補修しました。 あまり考えない業者さんなら、タイルの上の割れだけをコーキング 等で埋めてしまうだけでしょうが、それではタイルの下にある割れは 直せません。 今回は、新築した時に余っていたタイルが在庫してあったので、 こうして張り直しをすることが出来たのですが、古いタイル外壁の 場合、同じタイルが今でも生産されているということはまずありません。 そういった意味でも、このお客様はきれいに元通りにすることが出来て ラッキーだったかも知れません。 その後、張り直したタイルや目地に再度防水塗装を掛けて、漏水試験を 行います。それがOKであれば、完了となる訳です。 さて、皆さんの輸入住宅では、レンガ・タイルの割れはどうしていますか。 もしそのまま放置しているようなら、構造にも雨漏れしているかも 知れませんよ。 ちゃんと外壁の手入れもしっかりして、長く愛せる輸入住宅を目指して 下さいね。特に、コンクリート製のカルチャード・ブリックは、 雨の浸透性もありますから要注意です。 その点、本物のレンガ積みはいいですよね。 <関連記事>: レンガ・タイルは、将来メンテナンスが必要になる 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017年05月26日 16時06分30秒
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