2017/07/13(木)12:29
階段手摺がグラグラします
輸入住宅の見どころの一つと言えば、やはり美しい階段。
渦巻き状になったヴォリュートと呼ばれるスターター手摺から延びる
オークの階段手摺は、まさに芸術的ですよね。
メーカーは、フィッツ(Fitts)やコッフマン(Coffman)、LJ スミス
など様々ありますが、ほぼ同様のラインナップを持っています。
でも、この輸入の階段ですが、材料も繊細で木が折れてしまったり、
固定が緩んで外れてしまったりすることもあるんです。
このお宅でもスターターから3段くらいまでの親柱(Post)や子柱
(Buluster)の固定が緩んできているようで、グラグラしてきています。
そんな状況ですから、ご家族の皆さんは出来るだけこの手摺に触れない
ように気を遣って暮らしていらっしゃるようです。
こうした手摺は、皆さんの目に触れないような形で、スクリューボルトや
目隠し釘を使って固定していますから、直すにはそれなりの技術と
経験が必要です。
それは、そういう適切な固定資材を使って階段を造っていない場合が
あるからです。
そんな時は、うまく部材を外すのも苦労したり、正しい施工に
戻してやったりするのに時間や手間も掛かります。
でも、ここでちゃんと修理しておけば、またグラグラになるといった
リスクは減りますから、あまり適当な仕事をしない方がいいと思います。
長く美しい輸入住宅で暮らしたいなら、時々メンテナンスをして
あげることは大切です。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。