|
テーマ:家を建てたい!(9813)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
シックハウス症候群の発症を防ぐ為に以前制定された、室内濃度 指針値が改訂になるらしい。 建築基準法で制限しているのは、クロルピリホスとホルムアルデヒド だけなんだけれど、厚生労働省のガイドラインではトルエン、キシレン、 パラジクロロベンゼン、スチレンなどの揮発性有機化合物(VOC)を 室内濃度指針値を決めて、制限するように求めている。 ただ、これはあくまで指針値であって、何某かの強制力といったものは ないらしいから、日本の化学物質に対する取り組みは遅れていると 言っても過言ではない。 そんな状況を少しでも改善する為か、それとも内装材の製造メーカーや 住宅メーカーがこれくらいならクリア出来ると申し出た為か、今回 この指針値の一部を低減したり新たな物質を付け加えたりした。 でもさぁ~、何でそういう危険な物質を一切使わないとしない のだろうか。 そこには、国内産業を守るという趣旨があるのだろうが、ゼロにしたら したで新たな製造方法や産業が生まれるはずだから、反って産業の 振興に役立つと思うんだよね。 先日、トランプ大統領が、地球温暖化対策のパリ協定から離脱すると 宣言したけど、アメリカのステラなんかは電気自動車で相当伸びて いるんだから、正しい規制をすればそこに新たな産業が生まれる のであって、悪い状況を野放しにしても何れは淘汰されることに なるのは明白ですよね。 まあ、官民協議の上、石橋を叩いて渡るのもいいかも知れませんが、 世界よりも先に行くような課題を与えて、メーカーがそれに挑戦 していくようにしなければいけないような気がします。 因みに、全て自然素材で家づくりをすれば、こんな指針も何も 必要はないんですけどね。そうすれば、変なものを造らなくても いいのにねぇ・・・。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年09月01日 13時18分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[自然素材・摂理を考えた施工] カテゴリの最新記事
|