|
テーマ:家を建てたい!(9811)
カテゴリ:ガレージ・ドア
幅2.2m、高さ1.7mの開口しかない地下式のビルトイン・ガレージ。 通常のガレージドアは、幅2.4m、高さ2.1m又は2.4mという 大きさだから、こちらの開口寸法は相当小さいことはお分かりですね。 まず、こういうガレージを作ることは、そうそうないことだと 思いますが、もし作るとしたらこの開口に合わせて特注するしか ありません。 でも、こちらに設置されたガレージドアは、特注でオーダーした ものではないらしく、既製品のドアを開口寸法に合わせてカット されているようです。 木製のガレージドアは、いくつものパネルを組み合わせて1枚の ドアを形成します。それを4~6段積み重ねることで、大きな ガレージドアにしています。 ですから、幅や高さを短くカットするということは、組付けた 接合部分を切断することに他なりません。 勿論、そんなことをすれば、組み合わせたパネルの強度が落ちて しまい、長年の使用には耐えられなくなります。 こちらのガレージドアは、15年近くお使いのようですが、 ご覧のように金物を接合部に取り付けてパネルの脱落を辛うじて 防いでいます。 こんな状態では、いずれドアパネルが崩壊して、大きく壊れる ことになるでしょう。そうなったら、下にいる人や車にも 危険が及んでしまいます。 施工したビルダーに問題はありますが、こうなったら一刻も早く この開口寸法に適合したガレージドアを製作した上で交換すべき だと思います。 尚、ドアだけでなく、レール類も規定の取付けをされていませんから、 電動オープナーにも大きな負担が掛かってしまい、その寿命を縮めて いることは間違いありません。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年10月05日 09時53分42秒
コメント(0) | コメントを書く
[ガレージ・ドア] カテゴリの最新記事
|