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テーマ:家を建てたい!(9806)
カテゴリ:家のメンテナンス
名古屋市天白区にある、とある輸入住宅のケースマスター・サッシ。 こちらは、屋根裏部屋のドーマーに設置されたマーヴィン社製の 窓ですが、ご覧のように建具(障子)の木枠がボロボロになっています。 開閉金物のアーム・トラックやブラケット、ウィンドウ・ヒンジも 完全に脱落してしまっています。 こうなってしまうとこの建具を支えるものは、サッシュ上部にある もう1本のウィンドウ・ヒンジだけという状態ですから、ご自身で 窓を開け閉めするのはほぼ不可能と考えていいでしょう。 私共は、ガラスを引き込む為の特殊な道具を持っていますから、 こうして窓を開けた後に、また閉めてロックすることが可能ですが、 恐らく何年も窓は開けられなかったのではないでしょうか。 屋根裏部屋は通常あまり利用する機会が少なかったり、物置きとして 使われたりしているケースがありますから、サッシがこうなる迄 開け閉めしたことがなかったという人も多いはず。 そういう状況の中、窓がいつも風雨に曝されていれば、雨が枠に 入り込んで木を腐らせてしまうことはよくあります。 また、屋根裏は家中の湿気や暖かな空気が上がってきますから、 サッシ周りの結露によって腐食が発生する可能性が高くなります。 アルミクラッドの輸入木製サッシなどは、木枠を乾燥させることが 一番大切です。雨が降った後に窓を開放しておくだけでも、不具合を 防ぐことが可能のはずですから、是非皆さんもやってみて下さい。 放ったらかしで何のケアも必要ないというものは、家づくりでは あり得ないということを心しておくべきですよ。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年12月05日 17時27分56秒
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