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テーマ:家を建てたい!(9806)
カテゴリ:木のデザイン
先日、岐阜県山県市で塗り替えを行った輸入の木製玄関ドア。 このドアの塗装についてビフォーアフターの記事を書きましたが、 その途中の様子もご案内したいと思います。 よく見えないかも知れませんが、タイルの床や外壁にビニール・シート を張って養生していますが、ドアハンドルやドアヒンジにもテーピング して塗料が付かないようにしてあります。 そうした前準備をした上で行ったのが、上塗り塗装の前の下塗り作業。 パラペイントのリフォーム用水性プライマーを使い、下地の色や汚れが 浮いて見えないようにするのが目的です。 プライマー(シーラーとも言います)は、着色を目的としていませんから、 白い色も然程濃い感じではありませんから、少しムラがある見た目に 仕上がります。 でも、下地の浮きを止めるだけですから、これで十分。 ただ、木製ドアの場合、木のアクがひどいことがありますから、いくら 強力な水性プライマーであってもアクを止められないこともあります。 そういう場合は、プライマーを再度上に塗るか、別の材料を使うことも 必要かも知れません。(私たちは、状況によって種類を変えて対応します) この塗料が乾いたら、上塗りの着色塗料を二度塗りする工程に移りますが、 仕事が早くて安い塗装業者さんではこの3回の塗装のいくつかを省略して 作業をするかも知れません。 きっと、ぱっと見は変わりませんが、時間が経つと塗装の耐久性や色の 褪色、剥がれといったトラブルが早く起きてくるはずです。 この玄関ドアの場合、実は下塗り1回、上塗り3回を行いました。 それはペンキ屋さんがどうしても下地が透けて見えるような気がする という判断から、上塗りをもう1回行ったからです。 こういう手間を惜しまない仕事が、プロと言えるのではないでしょうか。 <関連記事>: 玄関ドアのビフォーアフター 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年12月10日 11時00分02秒
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