2018/04/16(月)10:18
片方だけが切れても、バネは両方交換です
車2台を横並びにした状態で開閉するダブルサイズのガレージドア。
幅が5m近くあるドアが電動オープナーで持ち上がっていく様子は、
圧巻ですね。
さて、今回ご相談頂いたのは、ドアを持ち上げる為にバネの反動を
利用するトーションスプリングと呼ばれる大きなバネ部品が破損した
というものでした。
ダブルサイズのガレージですから、ドア自体の重さも相当なものです。
その為、トーションスプリングも中央に2本取り付けられています。
そのうちの向かって左側のバネが、経年劣化で切れてしまいました。
常に大きなガレージドアを支える為に、非常なテンションが掛かって
いますから、バネの金属が疲労するのも仕方がありません。
当然、切れていないバネの方も劣化は同じように進んでいるはず
ですから、切れていなくても同時に交換しなければなりません。
バネが切れた状態では、重いガレージドアを人力で開閉させることは、
なかなか難しい状況となります。
そうなると車の出し入れが暫く出来なくなりますから、トーション
スプリングだけでなく、他の箇所にも不具合がないか、早めに
調査・点検を実施して必要な部材を調達してあげないといけません。
ガレージドアの不具合は、必ず何か事前の変化や異常が見られると
思いますので、そういう小さなことを見逃さないことが保守・管理の
秘訣かも知れませんね。
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