ホームメイドの資材紹介 ~Home Made~

2018/04/19(木)11:08

下から見ても分からない

屋根材(63)

先日、屋根材の塗装が剥げていると記事で紹介したコンクリート製 スレート瓦です。 その屋根の北側に下がっている軒先の部分を撮影してみました。 一番端の鈑金材と塗装が剥げているのが分かりますが、その奥の スレート瓦が薄く緑がかっているのが見えますでしょうか。 そう、これは短い苔が薄っすら生えている状態です。地上からは こんな処は見えませんから、貴重な写真かも知れません。 スレート瓦には表面に細かなデコボコがある為、塗装が剥げてくると デコボコした部分に水が溜まり、中身のコンクリートに水が染みます。 冬場太陽光が直接当たらない北側の屋根で、しかも雨水が下に落ちて くる一番先の軒の部分となると、こうしたことが起こるのです。 剥がれかけた古い塗膜と共に、苔や藻の類もしっかり洗浄して 取り除いた上で、下塗りのシーラー塗装や上塗りの防水塗装を することが重要です。 こうした写真を見ると、10年毎の屋根の塗り直しが如何に大切か ということが分かりますね。 勿論、塗り替えの必要がない天然スレート(粘板岩)の屋根材や 輸入のアスファルトシングル葺きであれば、メンテナンスの頻度は 比較的少なくなると思います。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、 これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る