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テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:外壁材
柔軟性や耐久性が高い外壁の塗り壁材として、スタッコフレックスを 以前紹介しましたが、アメリカにはこれと全く同じと言っていい 材料がいろいろあるようです。 ピュア・アクリル100%の液体に無機の骨材を混ぜて左官仕上げを 行うのですが、素材自体が柔らかくて外壁の伸び縮みに柔軟に対応 するという点でも同じです。 今回紹介する塗り壁材の名は、「コットンウォール(Cotton Wall)」。 ご覧のように、プラスチックの薄板にこの塗り壁材を塗って 折り曲げても全く割れは入りません。 また、素材がアクリルですから、水分は通さないが空気は通す性質も 私共が掲げる中気密・高断熱の考え方や壁体内結露の対策に合致します。 (但し、下地構造が正しくないと機能しませんので、ご注意を!) そういったことから、恐らく耐久性はスタッコフレックスもコットン ウォールもほぼ同じだけの期間持続するものと思われます。 写真のバックには色見本も写っていますが、アメリカらしく美しい カラーが揃っている感じですね。(特注色も対応可だそうです) こうした材料は、新築時に外壁の仕上げ材として塗り付けるのが 一般的ですが、私たちは割れが入った外壁の修復に使います。 ジョリパットのような塗り壁の外壁の場合、構造体の動きの変化や 外気の温度による伸縮によって、窓周りや外壁パネルのつなぎ目から クラックが入ることがあります。 そういう時に、しっかりした下地施工を行った上で、こうした柔軟性 のある材料を塗り込むことをするのです。 勿論、最後の仕上げには、ピュア・アクリル100%の外装用パラペイント で塗装して仕上げれば、完璧だと思います。 (但し、そこまでやっても、人間は自然には敵いません。私たちは 極力割れにくいようにリスクを減らすことだけしか出来ません) 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、 これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年04月27日 10時03分35秒
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