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テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
輸入住宅の玄関ポーチに立てられた飾り柱のフルーティッド・ コラム(柱の周囲にリブが彫られたタイプの円柱) ギリシャ・ローマ時代のデザインは、いつの時代も美しさの 原点ですよね。 でも、5年前に塗り直しされた柱が、こんな感じになってしまった ので、何とかしたいという相談を頂きました。 通常のコラムは、強度を出す為に芯に塩化ビニールの太い管を 入れて作った硬質ウレタン製のものなんですが、こちらは珍しく 木製のもののようです。 ただ、塗り直しに使った塗料は、どうやら油性の塗料だったようで、 木の呼吸作用を全く無視していました。 だから、木が呼吸をしようとして表面の塗膜を押し破ろうとして、 蛇のうろこのように塗装が剥がれてきてしまったのです。 日本の塗装業者の知識や技術は、何と低いのでしょうか。 こういう場合は、表面の塗装を一旦除去しなければなりません。 その上で、木の呼吸を阻害しないで防水性を発揮する、ピュア アクリルの木部専用水性ペイント、パラ ティンバーケアで 塗り直しをします。 塗料の文化は、やっぱり欧米の方が上ですね。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、 これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年07月11日 10時29分24秒
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