2019/05/26(日)10:31
木が腐っていたとは思えないでしょ
昨日、木部塗装する前のサッシ建具(障子)をご覧頂いたコルビー
& コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社のアルミクラッド・サッシ。
その塗装や屋外側の防水処理が完了して、名東区の現場にトラックで
持ち込んだ際の様子がこちら。
ステンドグラスが入った三重ガラスの木製建具ですから、その重さ
たるや想像を絶する程です。
それが、大小合わせて5枚あったのですから、修復工事も大変です。
全ての建具で下枠が雨漏れ等によって腐っていたのですが、写真の矢印の
部分をご覧下さい。
他の三方の木枠と比べても、どこを修復したのか分からないレベルでしょ。
まあ、もっと近づいてじっくり見ると分かる部分もあるんですが、
普通にお使い頂く分には気付かないように思います。
木部の加工・修復や塗装、ガラスやアルミ枠部分の防水処理、そして
浴室用の木枠部分(室内側)の防水処理の何れをとっても美しい
仕上がりになっています。
修理するのに相当手間や時間が掛かってしまいましたが、待って頂いた
分の価値を感じて頂けるような気がします。
他に相談した業者さんにはカバー工法でサッシを修復する以外にないと
言われたそうですが、輸入サッシの補修をここまで丁寧に出来る専門家は、
ここ日本には少ないかも知れませんね。
勿論、これらの建具の取付け・調整も、バッチリでしたよ。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。