|
テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:家のメンテナンス
先日、豊田市の輸入住宅で重い輸入玄関ドアの修理メンテナンスを 行ってきました。 その時外した古いドアヒンジ3枚が、こちらです。 (高さが2.4mもある大きな扉の場合は、4枚になることもあります) ヒンジ板の噛み合わせ部分が透いて、隙間が多く見受けられるのが 分かりますね。また、そのうちの1枚は、心棒が抜けてきています。 こうしたことは、ヒンジの金属は摩耗して劣化したことが原因ですが、 それによってドアの位置が下がって敷居(ボトムシル)にこすってしまい、 ドアの開閉に支障をきたすようになりました。 そうなると、ドアラッチやデッドボルトもドア枠側の穴に正しく 入らなくなることもありますから、鍵が掛けられなかったり、ドア金物が 破損したりする恐れも生じます。 輸入のドアヒンジの多くは、ステンレスで出来ていますから、非常に 丈夫で長持ちであると言えますが、20年近く何もしなければこのように 劣化してしまいます。 今回、これらのドアヒンジを新しいものに交換した上で、ドアの位置を ほんの少しだけ上の方に持ち上げました。 勿論、ドアの左右の高さが水平に近くなるようにも調整しますから、 ドアラッチ等もスムースに穴に入るようになりました。 玄関ドアの場合、その調整範囲は数ミリ程度。非常に微妙な位置に持って こなくては納まりませんから、その調整にも結構時間が掛かります。 お客様は、玄関ドアの開け閉めに長い間大変苦労していたとのことで、 メンテナンスするとここまできれいに直るものかとビックリされて いました。 正しい施工で正しい位置にしただけで、気持ちよく使えるように なりますから、やっただけの価値はありますよ。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年06月03日 12時19分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[家のメンテナンス] カテゴリの最新記事
|