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テーマ:家を建てたい!(9811)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
浜松のお客様からマーヴィン(Marvin)のフレンチドアの修理に ついてご相談を頂きました。 こちらのドアは、アルミクラッドの木製ドアなんですが、建具(障子) の下枠と側枠とのつなぎ目や下枠の下端を中心に木部の腐りが進行 しているようです。 こうしたドアの問題は、室内の湿気が付着して起こる結露によって 引き起こされることはあまりありません。 表面結露であれば、短時間に結露水は気化してしまい、然程悪さを することはありません(常に湿気って結露が解消しないという場合は 別ですが、ここのように陽が差す場所ではあり得ません)。 以前からここで記事にして紹介してきているように、ドア上にヒサシ が付いていなかったり、雨がドアに直接多く当たるような環境だったり した場合、水は屋外からドア内部に侵入します。 恐らく今回もペアガラスと外装のアルミ板とのつなぎ目やアルミと アルミとのジョイント部分の防水が切れて、雨が入ってしまった と思われます。 内側から入った雨が、室内側に目に見える形となった場合、木の 内部は相当傷んでしまっているはずです。 写真の様子からして、木が黒くなっている部分を指で押すと ズブズブ指が入っていくくらい柔らかくなっているように思います。 梅雨時は長く雨が続きますし、ドアやサッシが乾く時間が十分には ありません。 こうなる前に、サッシやドア周りは定期的に防水処理や防水塗装を してやることが重要です。 今回は、このフレンチドアの生産がマーヴィンでは終了している ことから、雨に強い防水処理を施した他社のドアに入れ替える ことをご提案するつもりです。 ただ、そうしたものでも過信は出来ませんから、取付け前に 独自の防水処理や防水塗装を必ず行います。 梅雨時には、木の腐食についてのお問い合わせが増える傾向に ありますが、こうした不具合は梅雨時以外でも進行している ことを忘れないで下さいませ。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年07月02日 11時33分44秒
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