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テーマ:家を建てたい!(9811)
カテゴリ:家のメンテナンス
プラスチックの色も変わって、随分劣化した印象のある部品ですが、 これはアルパイン(Alpine)社製の引き違い窓の建具の下に装着 されて、レールの上をスムースに動かす為に使われます。 輸入サッシの引き違い(スライダー)は、片方の建具はハメ殺し (FIX)になっているものが殆どで、片方しか動かない片引きサッシ とも呼ばれます。 今回、お客様から窓の開閉が固くて窓を開けられないという 相談を頂き、現場調査を行いました。 お客様は、このローラー部品が不具合を起し、レールの上を転がらなく なったことが原因だろうと考えていたようですが、実際にはそれだけ ではありませんでした。 サッシ枠に歪みがあって、建具が左右するレール部分が湾曲している ことが、動きを悪くしている一番の原因でした。 樹脂サッシは、柔らかくて柔軟性のある素材で出来ていますから、 建物自体に歪みが出たり、窓の周囲の部材から圧力が掛かると、 それがサッシに影響を及ぼすと考えられます。 構造から来ている問題を修正するには、基本構造を触らなければ いけませんから、そこまでするかどうかはお客様次第ですが、 戸車部品の交換やレール部分のクリーンアップなどで出来る限り スムースに動くように調整してみるつもりです。 写真は、不具合部品とそれが掲載されたアメリカの部品カタログです。 似たような輸入パーツがたくさんある中から同じものを見つけて、 それを調達するのはプロでなければ難しいかも知れませんね。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年07月10日 12時07分21秒
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