2019/07/17(水)10:17
糸が戻らないチャネルバランサー
輸入のシングルハング・サッシに装着されているチャネルバランサー。
長い棒状の金属の端にプラスチック製のエンド・パーツが付いている
という形状をしています。
上げ下げ窓の開閉がスムースに出来ないという場合、サッシ枠の両サイド
に取り付けられているバランサーにトラブルがあると考えるのが普通です。
写真のバランサーは、バネ部品が破損したか、バネそのものが劣化して
錆びてしまったのか、建具を持ち上げる為の糸が戻らなくなっています。
(糸を巻き上げる滑車も、糸が外れて下に垂れています)
この糸(ヒモ)がバネの力で戻ることで、重い建具を吊り上げることが
出来るのですが、こうなると窓を開けられなくなってしまいます。
この不具合は、バランサーを交換すればちゃんと直すことが出来ますが、
エンド・パーツの形状や金属棒のサイズが少し特殊な気がします。
いつものものと安易に注文してしまうと、もしかすると装着出来ない
ということがありますから、細かな点も調査をした上で商品を購入する
ことが大切です。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。