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テーマ:家を建てたい!(9806)
カテゴリ:家のメンテナンス
こちらは、アンダーセン(Andersen)製の両開きフレンチドア。 ガラスには飾り格子も入っていて、豪華なテラスドアです。 築19年という比較的新しい輸入住宅ですが、こちらのドアの 表面パネルがご覧のように剥がれてきてしまいました。 表面パネルは、薄い化粧板の上に塗装が施してあるのですが、 接着面が剥がれて下地の木部が露出しています。 以前応急処置で地元の大工さんがパネルを接着剤で張り直して、 木口部分にコーキングを塗って防水処理をしてくれたらしいのですが、 うまく施工が出来ていなかったのか、パネルがまためくれてきています。 こうなってしまうと、下地の木部やペアガラスの下端にも雨が入って しまい、室内側の木部パネルもめくれた状態になってしまいます。 お客様はまた接着剤で張り直せないかという感じでおっしゃって いましたが、パネル自体が反ってしまっているので、どこかが浮いた 感じになってしまい、すぐに雨漏れすることとなってしまいます。 メーカーにも一度対処方法について相談してみようと思いますが、 恐らくこうなってしまうとドア自体を交換する以外にないかも 知れません。 アンダーセンのスライディング・パティオドアやフレンチドアは、 表面材が木質パネルになっているので、パネルのつなぎ目や ガラスとが接する部分には定期的に防水処理をしなければなりません。 外壁を塗り替えする際には、輸入のサッシやドアの防水処理や塗装を することを忘れてはいけません。 そういうことを知らない住宅メーカーや工務店も多いですから 仕方がありませんが、私の記事を読んで頂いている皆さんは、 どうぞお気を付け下さいませ。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年07月30日 20時17分52秒
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