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テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:家のメンテナンス
賃貸物件のメンテナンスの仕事をしているお客様から、輸入の掃出しサッシ のハンドルが壊れたので、交換出来るものを調達出来ないかという相談を 頂きました。 写真がそのハンドルですが、サッシ・メーカーはどこか分かりません。 でも、これはよく見るデザインですから、部品メーカーの汎用パーツが 使えるように思います。 サイズやロック部品の形状などを総合的に判断して、今後これに合った ハンドルを調達します。 ただ、この古いハンドルは、台座プレートの部分が曲がっていますし、 取付けビスの穴の部分には亀裂まで入っています。 恐らくこれは、長年の使用でビスが緩んできた状態で、使い続けた 結果こうなったのではないかと推測されます。 ハンドルがグラグラしているのに、重い輸入のドアを開ける為に力一杯 ハンドルを握った為に、そのうちハンドルのビスの処から徐々に変形が 始まったのだと思います。 こんなことビスが緩んでいるのをプラスドライバーで締めてやるだけで 防ぐことが出来るのに、使っている人は何もせずに使い続けたんでしょうね。 日本人は家のメンテナンスを自分でやるという人は少ないんですが、 ここまで何も手を入れないというのは、あり得ないと思います。 これで壊れたので何とかしてくれというのは、あまりに家をなめている としか思えません。まあ、賃貸物件だからと言えばそれまでですが、 こんなことも出来ないというのは酷い話です。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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マイホームの場合は修繕も自分の身の上に降りかかってきますが、
今の賃貸を借りる人たちは修繕は当然大家の担当で (ここはまあ、いいとしても) 壊れないように使うとか、壊れないように配慮するとかは 自分たちの担当外と思っている節があります。 2年とか3年程度で入れ替わればその都度しっかり整備して 次の方にご入居いただくこともできますから、 ねじのゆるみなどもその時に対処し、 若干でも予防ができますが 長くお住いの方の場合、 点検に伺うわけにもいかず どうしたものかと思いますね。 部品を探し出してくださる御社のようなところがなければ 成り立っていきません。 こういう不届きな使用者に御腹立ちのお気持ちは痛いほどよくわかりますが どうぞお力添えいただければと思います。 建物って沢山の部品から成り立ってますので、 本当にそれを支えてくださるいろいろな商社・業者の方、技術者なくしては 維持できないのをもう少し住む人もわかってくれて あまり迷惑をかけなくて済むように ねじくらい締めてくれたらいいのになと思います。 (2019年12月23日 02時34分46秒)
葉月 生さんへ
本当にちょっとしたことで家は長持ちしてくれるんですが、 ものを雑に扱う人には分からないことかも知れません。 長く大切に使うというのは、日本人の美徳でもあったように 思うのですが、そういうものは戦後の大量消費社会で失われて しまったのでしょうか。 平均築年数が30年にも満たない日本では、家も消費財という ことなんでしょうが、それではいつまで経っても豊かになれない ような気がします。 まあ、愚痴を言っても仕方ありませんが・・・。 (2019年12月23日 11時19分45秒) |