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テーマ:家を建てたい!(9814)
カテゴリ:家のメンテナンス
こちらの写真は、古いローウェン(Loewen)の網戸に付いている 網戸固定用のスクリーンピンと、今回輸入したドリルヘッド。 輸入サッシに付いている網戸は、国産の網戸とは大きさや形状が全く 違いますから、日本のサッシ屋さんでは作ることが出来ません。 そこで、サッシメーカーに依頼して交換用の網戸を作ってもらう のですが、メーカーによってはアフターメンテナンスの一部を 中止してしまったり、メーカー自体がなくなってしまったりして 新しい輸入網戸が手に入らなくなってしまうこともよくあります。 そんな時、私たち ホームメイドは、網戸のパーツを個別に輸入して サイズや形状に合わせて作り直すということも行っています。 一から全く同じように作る訳ですが、部材も特殊ですし、それを 組上げる為の道具も特殊です。 写真のドリルを見て頂くと分かりますが、ドリルの先の1cm程度 の直径が細くなっています。 つまり、ドリルが段違いになっているという形状です。 これは、網戸ピンをアルミのフレームに挿入する為の穴を明ける のに使うのですが、ピンのつまみ側のシャフトは細く、サッシに 引っ掛かる方のシャフトは太くなっています。 よって、網戸のフレームに明ける穴も、つまみ側は小さく、外側は 大きくなっていないとスクリーンピンは装着出来ません。 太さの違う2種類のドリルを使って穴明けすればいいことですが、 いちいちドリルヘッドを交換したり電動ドリルを2つ用意したり するのは結構面倒です。 特に、家1軒分の網戸を新しく作り直すとなると、その手間や時間は 結構大きなものとなってきます。 また、2回穴明けした際に穴の位置が微妙にずれて、うまくシャフトが 挿入出来ないとか、動きが悪いとかの問題が発生するかも知れません。 でも、これなら一度に大きな穴と小さな穴が明けられて、穴の中心も ずれることはないのです。 インチ単位で正確に作られた専用ドリルですから、他の用途には 全く使うことが出来ませんが、網戸ピンの取付けだけには相当の 威力を発揮してくれます。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年02月21日 19時12分22秒
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