2020/04/06(月)23:14
ミスしてまじで凹みました
昨日、神戸のお客様のところに、入荷したドア金物を取付けに出張修理へ
お伺いしました。
写真は、スウェーデンのミュレシェフェンスター(Myresjö Fönster)社製
フレンチドアのマルチロック金物。
随分苦労してスウェーデンから取り寄せた部材でしたから、コロナの影響も
顧みず、はるばる愛知県から持参していきました。
そして、ドアから古い金物を外して、新しいものを取り付けようとした
のですが、うまくドアに組み付けることが出来ません。
何故かドアハンドルを取り付けるべき位置と新しいハンドル穴の位置とが、
ずれています。
傷んだ古い金物と新しい金物を並べてみたのですが、ハンドル穴の寸法が
10mm丁度ずれていました。
以前、こちらにドアロックが掛からないように金物を調整しに来た際に、
金物の採寸調査も行ったのですが、その時実寸法に相違があったようです。
当然、このままではドアに金物は取付け出来ませんから、ドアを加工するか、
金物を調達し直すか、何れかしか方法はありません。
ドアを加工するということは、ハンドル穴の位置を変えることになります。
そうすれば金物を再調達する必要はありません。
でも、それは費用負担を抑えることにメリットはありますが、ドアを傷付ける
ことに他なりません。
家づくりにとってどちらがいいか、それは冷静な目を持っている人間なら
分かるはずです。
私たちは潔く金物を再度調達し直すことを決めました。
ただ、スウェーデンからの再調達にはお金だけでなく、時間も掛かります。
お金は私たちが、時間はお客様にもご負担頂くことになりますが、
今後長くお使い頂けるようにする為には、これが最善な方法だと思います。
いや~、また神戸まで出張修理に行かなければなりませんが、
意地でもきれいに納めてみせますよ。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。