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テーマ:家を建てたい!(9813)
カテゴリ:家のメンテナンス
愛知県岡崎市で中古の輸入住宅のサッシ・メンテナンスをやってきました。 こちらは、近々分譲販売されるとのことですが、その前に大きな不具合を 直しておきたいということで、私たちが呼ばれました。 数ヶ月前に状況調査に伺った際は、今回修理した処以外にもいろいろ 直すべき箇所がありましたが、予算や費用対効果の関係からか、修理するのは ケースメントサッシ2ヶ所だけということになりました。 窓メーカーは不明とのことでしたが、いろいろな窓のデザインを見ていくと 恐らくサッシはミルガード(Milgard)製であろうということが分かりました。 今回の不具合は、2ヶ所共オペレーターと呼ばれる開閉金物のギアが空回り して、開けることは出来ても閉めることが出来ないというものでした。 金物に砂やゴミが付着していると、ウィンドウヒンジがレールの上を スムースに走らなくなります。特に建具の下側がそうなります。 そういう状況のまま、何とか窓を閉めようと無理にハンドルを回していると、 ギアに無理な力が掛かって、ギアが摩耗してしまったり、ギアの噛み合わせが 外れてきてしまったりします。 そうなると、オペレーターが空回りを始めてしまうという訳です。 こういう場合、修理・調整作業をする為には、オペレーター自体を新しいものに 交換するのは当たり前ですが、ウィンドウヒンジやサッシの周囲をきれいに 掃除してやる必要があります。 また、無理に操作した影響で、ビス留め自体も緩んできているでしょうから、 ハンドドライバーを使って丁寧に締め付けていきます。 よく大工さんなんかは電動のインパクトドライバーを使うのですが、柔らかい 樹脂製のサッシに使うのは厳禁です。それは、あまりに力が強すぎてビス穴を 舐めてしまう恐れがあるからです。 勿論、せっかくですから、それ以外の窓の周囲もメンテナンスをしてやって 写真のように気持ちよく窓が開閉・ロックするようになりました。 不具合の主なものはオペレーターなんですが、単純にそれだけ交換しても また同じような不具合が発生しますから、ちゃんとサッシ全体を調整して やることを忘れずに・・・。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年05月26日 16時18分10秒
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