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ホームメイドの資材紹介 ~Home Made~

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2020年05月29日
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ハード(Hurd)のサッシをお使いのお客様からサッシのトラブルについて
いくつかご相談を頂きました。

その一つに、外から見ると屋根の上に設置されたドーマー(鳩小屋)で、
室内側から見ると玄関上の吹き抜けの明り取りとして機能するサッシ周辺
から雨漏れしているとの案内を頂いたものがあります。

室内側から撮って頂いた写真を見ると、建具の木部が黒くなっている
のが見えましたから、建具のペアガラス周辺からの雨漏れが発生している
という感じに見えますが、それ以外にも吹き抜けの壁(室内)のクロスや
窓周りの飾り枠(ケーシング)にも損傷が見受けられました。

この場合、建具の雨漏れが吹き抜けの壁にも及んだのではないかと考える
人もいると思いますが、私の見立ては違います。

写真を見ると分かりますが、サッシの下端が屋根に接していて、そこに
立ち上がりの外壁のような部分が何らありません。

これだと台風のような強い雨風の際に、雨が屋根を吹き上がってきてしまい、
窓下の部分から中に吹き込んでしまいます。

通常の窓でしたら、サッシの下端にもネイルフィンが付いていて、それを
構造体(外壁)にビス等で固定し、その上からブチルテープで防水処理します。

でも、この状態ではそういった処理が屋根の下地材(野地板)に行われている
と考えますから、防水処理が正しく行われなかった可能性が大きいと思います。

勿論、ドーマー周辺と屋根材とのつなぎ目には、防水の為の鈑金が施工されて
いるのですが、これもサッシ下では十分立ち上がっていない状況ですから、
殆ど意味をなしていないと考えるのが普通です。(ドーマーの両サイドは、
鈑金の立ち上がりを作っているとは思いますが、写真だけでは不明です)

次に気になったのは、ドーマーの屋根の鼻隠し材です。鼻隠しとは屋根の軒材
のことを言うのですが、ここにも外壁との間に隙間が生じているようです。

通常の上からの雨であれば、この隙間から雨が入ることはないのでしょうが、
吹き上げるような雨の場合は、ここからも雨の侵入がある可能性があります。

軒がもっと深ければ、この隙間から雨が入ることはないかも知れませんが、
外壁面と軒先面がほぼ同じくらいの面に来ていますから、この納まりは
防水を十分意識したものとは言い難いです。

最後は、ドーマーとは関係がない部分ですが、屋根の一番高い棟の処に
棟換気が取り付けてあるかも気になる処です。

換気棟の施工がされていない屋根裏遣いの部屋では、往々にして小屋裏結露
の問題が発生します。

構造に係る部分では、費用的にも時間的にも完璧に直すということは
難しいかも知れませんが、将来も長く暮らしたいと考えるのであれば、
ここである程度の費用を掛けてでもベターな状態に戻すことを考え
なければいけないように思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。





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Last updated  2020年05月29日 16時11分28秒
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