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テーマ:家を建てたい!(9813)
カテゴリ:家のメンテナンス
大阪府の輸入住宅に住まわれているお客様から、スライディング・パティオドア (掃出しサッシ)の開閉が重くて困っているとの相談を頂きました。 こちらのサッシは、ローウェン(Loewen)製の幅が2.4mもある大きなもの ですから、普段よく使うドアの開閉がしづらいのは、相当なストレスです。 こういう場合、原因となるのはドアの水平・垂直が狂っているここと、窓の 下枠が上からの建物の重量負荷によって歪んでしまったことの2つが重なって 引っ掛かりが生じているのが殆どです。(下枠の歪みは構造的な問題ですから、 こちらを元に戻すということは出来ません) もしそんな状況だとしたら、ドアの鍵の位置もずれてしまいますから、 ロックが掛かりづらくなったり、最悪ロック金物やレバーが折れてしまったり という不具合も引き起こします。 次に考えられるのは、下のレールを走る戸車の不具合です。 大きな強化ガラスがペアで入ったドアですから、戸車には相当な負荷が常に 掛かっています。 長年使用すると、戸車が減ってしまったり、破損したりしますから、 戸車を交換することもドアの位置調整と同時に行うといいかも知れません。 今回は、この戸車がレールから外れてしまって、ドアが床面の木製枠に当たって きていることも開閉が重くなっている原因の一つだと考えられますから、 重量のあるドアを一旦窓枠から外して、戸車を交換した上で再度ドアレールに 載せてやるという作業を行います。 ただ、100kg近い重さがあるドアを外す訳ですから、作業は複数の人間で 行わないと危険です。 おおよそこれだけのことをやってやれば、以前のようにスムースに開閉出来る ようになると思いますが、実際の現場で他に要因がないかを注意深くチェック したいと思います。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年07月08日 13時35分43秒
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