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テーマ:家を建てたい!(9814)
カテゴリ:家のメンテナンス
東海市のお客様から、ミルガード(Milgard)製掃出しサッシの鍵が掛かったまま 外れなくなったという相談がありました。 最近、このお客様だけでなく、兵庫県のお客様からもマーヴィン(Marvin)の 両開きのフレンチドアのロックが解除出来なくなって困っているという お問い合わせも頂きました。 輸入のスライディング・パティオドアやフレンチドアは、空き巣や泥棒に入られ ないように、防犯性を高くして製造されていますから、無理やりドアをこじって 開けようとしても全く歯が立たないのが普通です。 特に掃出しサッシは、ドア枠の中にドアが入り込むような形で、ドア枠がドアの 側面をカバーしてしまいますから、鍵爪のロックラッチも全く見えなくなります。 ですから、ラッチを何かに引っ掛けるか何かして、ストライク(ロック受け) から外すという方法も取れません。 フレンチドアの場合、デッドロックのロックバー(カンヌキ)がドアの隙間 から多少見えるものの、これを引っ込めるのは至難の業ですし、ロックバー をカッターで切断しようとしても、バーそのものが固い金属の塊ですから、 ほぼ切断は不可能です。 こうなると、ドアを破壊するか、ロックレバーの取付け穴からドリルを 入れて、ロックケースを壊すくらいしか他に方法はありません。 ただ、全く無理と思っていたものでも、現場の状況を注意深くチェック すると意外と解除方法が見付かったりする場合もありますから、破壊する のは最後の手段に残しておくべきと思います。 お客様も写真のように、ハンドルカバーを外すなどして鍵を開けるように トライしたようですが、素人のお客様にはそれ以上のことは難しかった ようです。 何とか鍵を解除するように、今後現場に伺って作業をしてみますが、 解除出来ても今度は鍵が開いたままでは困ってしまいます。 ですから、破損しているかも知れないロックケース(ロック金物)の 交換品を準備して、それからお伺いする形となりますので、海外から 調達する時間が少々掛かります。 尚、こうなる前には、必ずロックの掛かりが悪くなったり、鍵が掛かったり 掛からなかったり、何かで引っ掛かったりといった現象が起こります。 よく出入りするサッシでしょうから、トラブルで使えなくなる前に 早めに専門家に相談することが必要です。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年07月14日 14時10分14秒
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