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テーマ:家を建てたい!(9813)
カテゴリ:家のメンテナンス
こちらは、サミット(Summit)社の輸入シングルハングサッシ。 今は、会社はありませんが、輸入住宅ブームの際はよく使われました。 サミットというメーカーは、写真のような樹脂サッシの他に、アルミ クラッドの木製サッシも製造していました。 今回、樹脂サッシのペアガラスに不具合が起きているので、交換を相談 したいとのことでした。 ガラスには、縦に4本ほどの白い線状になった汚れが見て取れます。 一見外側のガラスに鳩やカラスが糞をしたようにも見えますが、 これはペアガラスの内部に付いた汚れです。 普通は建具枠の上から垂れるような気もしますが、汚れは枠から少し 下へ落ちたところで付着しています。 上枠から出た汚れでしょうから、上枠自体にも付いていておかしくない のですが、何とも不思議な付き方ですね。 因みに、この汚れはペアガラスを防水・固定する為の柔らかなシーリング 材が太陽の熱や雨水で溶け出したのではないかと思います。 このサッシのガラスの取外しは、屋外側からしか出来ない構造ですから、 上窓(アッパーサッシュ)がハメ殺し(FIX)のシングルハングの場合、 2階に窓が装着されていると外からの作業は足場がなければ不可能です。 当然新しいペアガラスを調達する際には、ガラスの正確な採寸が必要 にもなりますから、採寸時と交換時の2度の足場が必要です。 輸入ペアガラスやガラス押えの調達には1ヶ月程度は掛かりますから、 外装の塗り替えの際に足場を架ける時点で、こうした一連の作業を行う ことが一番合理的と言えます。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年03月08日 18時28分30秒
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