ホームメイドの資材紹介 ~Home Made~

2021/07/22(木)19:54

ベランダ笠木の上端から?

屋根材(63)

今日、四日市市の北欧系輸入住宅で発生した雨漏れの検証を、屋根屋さんと 大工さんと一緒にしてきました。 ケラバの屋根材を外し、壁手摺と接する部分を重点的に調べました。 その辺りが、1階の吹き抜けリビングの天井の雨漏れ地点と合致します。 雨漏れは、真上ではなく横に走ることもあるので、慎重に検討する必要が あるのも事実です。 ただ、屋根の下地となる垂木は、この壁手摺の横を走っていて、手摺の下に ある訳ではないので、壁から垂木に伝うことはあまり考えられず、壁の柱材 を伝って真下に落ちている可能性が高いという状況でした。 そこで、新しく作り直した腐らない木の笠木・手摺を一旦外して、その下の 状態を見てみました。 そうすると、防水機能を果たしているアスファルトルーフィングの下に あるコンクリート・サイディングが僅かに濡れていました。 ルーフィングの上も少しカビが出ていましたから、ルーフィングの上に 雨や湿気が溜まって、それが釘などの穴から下に落ちたか、上から屋根を 伝った雨が手摺付近の鈑金材をくぐって中に侵入したか、もしくは その両方が原因かということになりました。 最近雨は全く降っていませんでしたから、僅かに濡れていたという点で 然程雨漏れはひどくなかったというのも頷けます。 何れにしても、屋根には全く欠点らしき部分が見当たらなかったですから、 この部分を補修して、次回の雨ではっきりさせたいと思います。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

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