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テーマ:家を建てたい!(9890)
カテゴリ:家のメンテナンス
静岡県のお客様のおうちにあった掃出しサッシのレールです。 ミルガード(Milgard)製スライディング・パティオドアの下枠に付いて いたものが左で、右は長さを合わせる為にカットした新しいドアレールの 切れ端です。 樹脂製の下枠には幅が狭い溝が切ってあって、そこに古いレールが 差し込んであったのですが、右のレールのように「ハの字」になって いないと溝の中でレールが立つことが出来ません。 レールが立っていないと、重いドアの下に付いている戸車がレールの上を 走ることが出来ないので、スムースにドアが動かない状況が生まれます。 恐らく長年ドアを開け閉めしている時に、あまりのドアの重さに耐えかねて 立っていたレールが横に倒れてしまったのだろうと思います。 すぐにドアを外してレールを元の状態に立ててあげれば、元の状態に 戻ったかも知れませんが、横倒しのまま使い続けた結果ハの字だった 形状が完全に潰れてしまった感じです。 私も最初レールが横倒しになっていることに気付きましたので、レールを 立てようと試みたのですが、溝の幅の方がレールの幅より大きくて、 すぐに倒れてしまいレールを交換する以外に直す方法はありませんでした。 全く同じ形状・大きさのレールは存在しませんでしたが、互換性がありそうな 強度の高いステンレス製のレールを見付け装着した処、うまくドアが 左右に動くようになりました。 強化ガラスのペアガラスが入ったドアは、恐らく60kg以上あると思います。 これを支えきれずに歪んだり潰れてしまったりした掃出しサッシの ドアレールは、国内の輸入住宅にはたくさんあるような気がします。 サッシの動きが長年重いと感じていらっしゃる方は、ドアの戸車と共に レールの交換をしてみては如何でしょうか? 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年09月14日 18時33分17秒
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