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テーマ:家を建てたい!(10123)
カテゴリ:あなたなら、どうする? Q&A
![]() 先日、アメリカの次期大統領にトランプがなることとなりました。 日本でも兵庫県知事に斎藤前知事が返り咲き、いささか正気と狂気が世界的に 混在している世の中になってきたようにも感じられます。 まあ、それはそれとして置いておいて、トランプは大統領に就任した後 中国からの輸入製品に60%の関税を掛けるということを公約に掲げています。 それもある程度中国への脅しであって、中国との交渉で実際にはトーンダウン するであろうと考えています。 ただ、アメリカが他国に対し関税を引き上げてくることは、ほぼ確実である とも思います。 アメリカと中国との経済戦争だから、輸入住宅には関係ないと考えるかも 知れませんが、実際にそうなるでしょうか? 確かに、サッシやドアといったある程度組み立てが必要な製品は、アメリカ 国内で製造しているケースが多いので然程問題ではないと思いますが、 そこに付けられる部品類は中国で生産されているものも多くあります。 例えば、先日入荷した写真にあるサッシ部品などのいくつかは、中国で 作られている可能性があるように思います。 中国で部品を製造し、それをアメリカが輸入して製品に組み込んだり、 部品そのものを修理・メンテナンス部品として販売するような場合、 もし関税が製品価格の60%も乗せられてしまうとどうなるでしょう? 私たちのように、輸入住宅のメンテナンスを行う事業者にとって、 アメリカからの修理部品の調達は必修ですから、部品代の高騰だけでなく アメリカのインフレが加速するという問題も含めて、お客様へ提供出来る 品物代や修理の施工代といった費用が倍になるなんてことにもなりかねません。 日本人は、比較的のんびりしている人種ですから、まあ何とかなるさなんて 考える人もいるでしょうが、輸入住宅に住んでいる人が歳を取って所得も 少なくなってくる状況だとしたら、家の維持管理の費用の高騰は 生活費への大きな負担となるかも知れません。 最近の円安もそれに輪を掛ける問題ですから、もし何か不具合を抱えている というお客様であれば、値上げ前に何とかしておくことが大切です。 (尚、トランプは自国の輸出促進の為にドル安にしたいと強く希望しています) まあ、これは私の単なる注意喚起ではありますが、占いのように不確実な ものではなく、既にそうなることが想定される事実だと思います。 勿論、トランプが公約を撤回して中国とも仲良くなれば、私の予想は 的外れになるでしょうね。私の話は、天気予報よりも当たるかも・・・。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024年11月24日 14時14分16秒
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