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テーマ:家を建てたい!(10003)
カテゴリ:家のメンテナンス
三重県のお客様から、浴室にある輸入サッシのペアガラスに水が溜まって きたので、水の抜き方を教えて欲しいというご相談を頂きました。 窓は、サーティンティード(CertainTeed)の樹脂製シングルハングサッシです。 写真は、水がペアガラス内に溜まっている様子ですが、ガラスの周囲の金属 スペーサーも錆びて水が茶色く変色しています。 また、屋外側のガラスの内側表面と思われるLOW-E断熱被膜も剥がれて きているのか、まだら模様に劣化してきている感じがします。 恐らくペアガラスのどこかにたくさんの水が入り込むだけの隙間(穴)が 空いているのだと思いますから、そこからある程度水を抜くことは出来る のかも知れません。 ただ、水の全部が抜け切る訳ではありませんから、スペーサーの金属の劣化は どんどん進行しますし、それによってぺアガラスの接着が失われ、最悪 ガラスが動き出して脱落するかも知れません。 勿論、ペアガラス内の気密も失われていますから、断熱性能もなくなって いると思われます。 ですから、こういう場合は単に水を抜くのではなく、ペアガラスの交換を 行わなければ、抜本的な問題解決にはならないのです。 ただ、地元のサッシ屋さんが、インチ単位で作られた輸入サッシのペアガラス を交換出来るかどうかは、ちょっと難易度が高いと思いますから、輸入サッシ に慣れた専門家に依頼して修理をして頂くことをお勧めします。 特に、浴室の窓は、屋外側の雨だけでなく、室内側の湯気や結露に対する 防水処理もしなければなりませんから、経験のない人に依頼しても 場当たり的な仕事になるかも知れません。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年12月07日 14時00分50秒
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