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テーマ:家を建てたい!(10132)
カテゴリ:家のメンテナンス
![]() 昨日に引き続き、東京都のお客様の輸入住宅にお邪魔した際の不具合箇所 について書かせて頂きます。 輸入窓は、昨日お話しした通りサーティンティード(CertainTeed)の 樹脂製サッシなんですが、今日はハンドルをクルクル回すと横に開いていく ケースメントサッシ(竪辷り窓)です。 こちらの窓は、写真のように少し窓を開くことが出来るのですが、これ以上 開けようとしてもビクともしません。 最初は、窓の外で何かが当たっていて、それが邪魔して開かなくなっている のではないかと思いましたが、お客様が以前はもう少し開けることが出来た というふうにおっしゃっていましたので、当初から何かが当たっている状態 だったという推測は違っているように思いました。 確かに、同じケースメントサッシは他にもあって、外壁や窓周りのモール材の 納まりも全部同じようでしたから、もし外で何かが当たっているとすれば、 他のサッシでも同様のことが起こるはずです。 そこで考えを改めて、窓を開閉させる為のオペレーターに何か不具合がある のではないかというふうに思い直し、オペレーターをサッシから外してみる ことを試みました。 ただ、開き方が少なかった為、普通のドライバーではスペースがなく、ネジを 回すことが難しい状況でした。 そこで特殊なラチェットレンチを用いてネジを外すことにしたら、見事に ビスが外れオペレーターも取り外すことが出来ました。 (何でも道具を揃えておくものですねぇ) オペレーターのアームはハンドルを回しても全く動かない状態でしたが、 ハンドルを回しながらアームも手動で一緒に動かすと、アームも動くことを 確認出来ました。 つまり、開閉オペレーターの内部でハンドルの回転軸が折れていて、 そこに連結しているギアが引っ掛かって回らないという状況のようでした。 これではサッシ構造の知識や特殊工具を持たないサッシ屋さんは、 太刀打ち出来ない仕事だろうと思います。 交換部材を手配出来ましたら、昨日のペアガラスと一緒に交換にまた 伺いたいと思います。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年04月22日 19時33分21秒
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