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2019年09月02日
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カテゴリ:家のメンテナンス




こちらの写真は、ローウェン(Loewen)の掃出しサッシに装着された
ペアガラスの金属スペーサーを写したものです。

スペーサーとは、2枚のガラスの間に入っているもので、両側にガラスを
接着してペアガラスの気密を確保する為に使われます。

これがあることで割れたガラスが外れにくくなりますから、泥棒の侵入を
多少妨害することにも役立つのです。

そんなスペーサーですが、金属の上に刻印のような文字が見えます
でしょうか。

これは、サッシのメーカー名と製造国、そして製造時期を表しています。

特に大切なのは、メーカー名と製造時期。

メーカーが分かればメンテナンスをする際にどこのメーカーに連絡すれば
いいのかが分かります。

製造時期は、製品によっては製造方法や使用している部材が変わってしまう
ケースがあるので、いつ作られたものかによって仕様の詳細が分かります。

一番右の数字がそれなんですが、「07 98」とありますね。
ローウェンでは、1998年の第7週に作られたことを意味します。
(尚、どこのメーカーもこんな刻印を採用している訳ではありません)

メーカーによっては、同じ製品でも突然製造方法や材料が変わるケースが
ありますから、こうした細かなチェックが大切なんですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2019年09月02日 21時25分15秒
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2019年09月01日




こちらの写真は、アンダーセン(Andersen)のダブルハングの
バランサーを交換した後の様子です。

建具(障子)を吊っているバランサーのヒモも新しくなって、真っ白
なのが分かりますね。

ただ、気になっているのが、ヘッドジャム(サッシ上枠に装着されたカバー)。

ご覧のように、樹脂製のジャムが湾曲して下に垂れてきているように
見えますよね。

勿論、ビスで留めてありますから、落ちてきたりすることはありませんが、
サッシの上枠が下に押されて下がってきているというのは、あまり
いいことではありません。

これは、丸太を組んで建築するログハウスで見られるセトリングという
現象なんですが、丸太(材木)の重みで建物が垂直方向に徐々に縮まって
くるということで起こります。

(フルログでは生木を使いますから、建ててから水分が抜けて丸太自体が
縮んできます。生木でなく乾燥材を使う木造住宅でも多少建物は縮みます)

つまり、窓が上から押されてきているということなんです。

こうしたことは予め想定されていることで、その為にサッシを建物構造
とは切り離してフリーな状態になるよう施工したり、窓上に10cm以上の
隙間を作って、窓上の木材が直接窓に当たってこないように施工します。

(2x4のような木造住宅でも、量や方法の差こそあれそれに準ずる施工を
しなければなりません)

お客様曰く、新築時にセトリング対策はしてあったとのことですが、
想定外に多くのセトリングが起きてしまったのか、対策が機能しなかった
のか、何れにしてもあまりよい状態ではありません。

今回、バランサーを交換することは出来ましたが、上枠の歪みが
新しいバランサーにも影響を与え、吊りヒモの動作が緩慢な状態です。

潤滑剤などで工夫して、取り敢えずお使い頂ける状態にはなっていますが、
バランサーの寿命や上枠と建具とに生じる隙間など、問題点は残ります。

それでも、壊してやり直す訳にはいきませんから、今ある状況で
調整して納めるしか方法はありません。

他社が手掛けたおうちには、イレギュラーなことがいろいろありますね。
でも、それをどの程度いい方向で納めるかが、プロの仕事なんです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
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Last updated  2019年09月01日 12時34分46秒
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2019年08月31日
カテゴリ:家のメンテナンス




以前、ペアガラスの中が曇ったヴァイスロイ(Viceroy)社製半円窓に
ついて書かせて頂きました。

輸入の樹脂サッシに取り付けられた大きなハーフサークル・ガラス
ですが、先日の台風の時に外れてしまうというトラブルが発生しました。

丁度その時、既にペアガラスの発注が完了していて、入荷を待つという
タイミングでしたから、急遽出荷スケジュールを前倒しして頂いて
今週私共の処に届きました。

そして、今日その大きなガラスを車に積んで、現場まで持ち込みました。

1枚目の写真が、窓を覆っていた養生シートを外して窓全体を露出
させた状態です。写真では分かりにくいですが、半円窓にはガラスは
入っておりません。





2枚目の写真は、ガラスの周囲に防水コーキングや接着用の防水テープを
張った上で、新しいペアガラスを窓に装着した様子です。

朝日が昇ってくる様をデザインした、サンバーンの飾り格子が素敵ですね。

これで防水施工はほぼ完璧な状態ですが、近々外壁の塗り替えを行う際に
足場を組みますから、その時外側から更にガラスの周囲に防水処理を
施します。

そこまでやって、初めてペアガラス・サッシの修理が完了するのです。

どうぞ輸入住宅にお住まいの皆さんは、外壁の塗り直しの際には
サッシ周りの防水施工を行うようにして下さいね。

<関連記事>: 今日は、ガラスサイズの計測でした (2019年7月14日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
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Last updated  2019年08月31日 18時26分25秒
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2019年08月30日
カテゴリ:家のメンテナンス




こちらの写真は、ローウェン(Loewen)のケースメントサッシに
装着されているロック金物です。

いつもの通り、受け金物を引き込む為の樹脂パーツが破損して、
ロックレバーがブラブラになってしまっているようです。

ここ以外にもロックの不具合が複数あるようで、予備を含めて
いくつか取り寄せて欲しいというご相談でした。

このロックは、気密性を上げる為に受け金物を強く引き込むように
作られていますから、内蔵されている樹脂パーツへの負荷も相当大きな
ものであるような気がします。

ただ、窓を閉める際に、十分建具が窓枠に近づいていない状態で、
無理やりロックをしたりすると更に負担が大きくなります。

そういう状態の時は、サッシの上下に付いているウィンドウヒンジや
開閉用のオペレーターに付着した汚れやゴミを掃除したり、可動部に
潤滑用のシリコンスプレーを差したりしてスムースに動くように
調整することが大切です。

輸入住宅にお住まいのお客様の殆どの人は、こういう日頃のメンテナンス
をやっていませんから、是非一度騙されたと思ってやってみて下さい。

輸入サッシが見違えるように動くようになりますよ。それでも直らない
場合は、私たちのような専門家にご相談下さいね。

あと、10月以降消費税は10%になります。近々おうちのメンテナンス
やリフォームをお考えの方は、今のうちに計画を進めて頂くように
お願いします。金利がほぼ0%の時代に2%は結構大きいですよぇ~。

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Last updated  2019年08月30日 18時05分40秒
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2019年08月29日
カテゴリ:家のメンテナンス




こちらの写真は、カナダ ウィルマー(Willmar)社製のケースメント・
サッシに装着されているウェザーストリップの様子です。

グリーンで塗装された外装アルミは、塗装の劣化が多少見受けられます
ので、そろそろ塗り直しの時期が来ているかも知れません。

今回は、塗装の相談ではなく、気密や防水性をキープする為のウェザー
ストリップを交換したいという問い合わせでした。

ウィルマーは、10年近く前に他社に吸収合併されて、既に会社は
存在していませんし、補修用の交換部材を供給するといったサービスも
ありません。

品質の割に価格がリーズナブルで、日本の輸入住宅の窓にも結構多く
採用されたように思います。

ただ、ウェザーストリップのようなパッキン材は、素材の劣化や
開閉による破れなどがつきものですから、アフターメンテナンスの
部材を提供してくれるメーカーがなくなっているというのは致命的。

そうは言っても、一旦付けたサッシを長く使っていかなければなりません。

ですから、消耗品が何とか手に入らないか、私共のような専門家に
ご相談の依頼を頂くこととなります。

ウェザーストリップは、サッシ・メーカーによって使われているものの
形状や大きさがまちまちで、廃番やメーカーが倒産になるケースも
ありますから、探すのが至難の業です。

何れにしても、この写真だけでは正確な形状寸法が分かりませんから、
ウェザーストリップの断面図や詳細寸法をお知らせ頂かないと
探すことすら出来ません。

出来るだけ調達に協力したいと思いますが、まずはお客様側の情報提供や
熱意がないとメンテナンスはなかなか進まないと思います。

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Last updated  2019年08月29日 12時54分54秒
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2019年08月28日
カテゴリ:家のメンテナンス




お客様からクレトイシ社製樹脂サッシのクランクハンドルを調達したい
との相談を頂きました。

クレトイシは、名前の通り砥石製品を販売している国内メーカーですが、
北米の樹脂サッシの技術を導入してOEMでサッシを製造しています。

あまり名前を知っている人は少ないかも知れませんが、樹脂サッシで
防火認定を受けている数少ない窓メーカーです。

今回相談頂いたハンドルは、オーニングやケースメントといった
開き窓を開閉する為のものですが、オペレーターの回転軸に接続する
部分が割れたりして使えなくなることもしばしばです。

ただ、ハンドルの強度不足というよりは、サッシのバランスが崩れて
建具(障子)が十分窓枠に引き込めなくなった状態にあることが
問題かも知れません。

これは、開閉金物を日頃から掃除していなかったり、潤滑剤が不足
していたりすることで起こります。

以前からお話ししている通り、輸入サッシは軽い力で動くように
作られていますので、無理な力が必要な時はどこかに不具合があると
考えるべきです。

何れにしても、破損したハンドルの交換パーツを手に入れなければ
なりませんが、こちらの部品はどの輸入サッシメーカーでも使っている
ものですから、比較的簡単に調達することは可能です。

ただ、クレトイシに依頼して調達すれば、そこそこ値段が張るもの
ですし、海外の部品メーカーから調達すればそこそこ送料等の経費が
掛かりますから、安くは手に入らないかも知れません。

ただ、海外からいくつか部品を購入する場合は、1個買うのと然程
送料は変わりませんから、その分お値打ちに調達出来るかも知れません。

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Last updated  2019年08月28日 23時51分24秒
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2019年08月27日
カテゴリ:家のメンテナンス




こちらの写真は、岐阜県山県市の輸入住宅に施工されたウィンテック
(Wintech)社のオーニングサッシですが、建具(障子)に付いている
パーツが外れ、窓枠から離れています。

建具の上の方にあるのがそのパーツで、スライド・シューと呼ばれる
樹脂部品です。

通常これが、窓枠側に装着されているガイドレールの中を走ることで、
窓が開閉するという仕組みなんですが、こうなると建具が窓枠から
浮いた状態になってしまいます。

スライド・シューはなかなか外れない構造になってはいますが、それでも
樹脂が劣化してくれば、レールに引っ掛けてある部分が割れたりして
外れることもあるかも知れません。

このスライド・シューやガイドレールは、ウィンドウヒンジと呼ばれる
部品の一部ですから、ウィンドウヒンジを新しいものに交換して
やれば元通りに開閉出来るようになります。

ウィンドウヒンジは、下側が開くオーニングサッシの開閉だけでなく、
横に開くケースメントサッシにも使われていますが、サイズや形状も
様々ありますから、適合するものを確認してから注文するように
したいものです。

でないとせっかく購入しても、窓に全然合わないなんてことになって
しまいますから、注意しましょう。

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Last updated  2019年08月27日 15時41分56秒
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2019年08月26日
カテゴリ:家のメンテナンス




こちらの写真は、インシュレート(Insulate)社のシングルハングに
装着されている古いバランサーです。

先日交換してきたアンダーセンのバランサーと違い、窓枠の両サイドに
内蔵される形で付いているのが、このバランサーです。

「19 3」という刻印が見えますが、これがこのバランサーが適合する
サッシの大きさやバネ強度を表しています。

写真を見るとバランサーのお尻に付いている樹脂パーツが随分汚れて
劣化しているようですが、普通はここまで汚れることはないので、
周囲の環境に何か特別な状況があるのでしょうね。

今回、このバランサーの交換部材を26本ご注文頂きました。

バランサーは両サイドに1本ずつ付きますから、窓の数としては
13ヶ所ということになります。

通常は、窓の高さを1階と2階で変えるのが殆どですが、恐らくこの
おうちは全て同じ大きさのサッシに統一されているのでしょうね。

でも、こうやって全てのシングルハングのバランサーを、定期的に
交換するのって本当は大切なことなんです。

1ヶ所が悪くなったということは、その家の全てのバランサーの
寿命が来ていると考えてもいいでしょう。

皆さんの輸入住宅でも一度窓を開け閉めして、うまく上がらない
ようであれば、バランサーを交換するタイミングかも知れませんよ。

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Last updated  2019年08月26日 15時21分40秒
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2019年08月25日
カテゴリ:家のメンテナンス




昨日に引き続き、アンダーセン(Andersen)のダブルハングのメンテナンス
の様子をご案内します。

不具合のあるバランサーを交換する際、建具(障子)を窓から外します。

お住まいの皆さんでは、まず建具を外すなんてことは殆どやったことが
ないと思いますが、長年風雨に曝され輸入サッシの建具の多くは
傷んだり防水処理が劣化したりしています。

この機会を利用して、ペアガラスの周囲の防水や建具の塗装の劣化に
ついてもメンテナンスを行います。

アンダーセンのダブルハングの外部は、木製の建具フレームの上に塗装を
して仕上げるという仕様になっています。(ですから、アンダーセンの
ダブルハングはアルミクラッド・サッシではありません)

また、木製の建具枠にペアガラスを装着していますが、装着する為の
樹脂製のガラス押えの隙間から雨が木部へ侵入するといったトラブルも
多く発生しています。

ですから、木枠同士のつなぎ目やガラス押えの隙間、ペアガラスの
周囲をコーキング等で全て防水処理します。

勿論、その前に建具の外装木部をパラペイントのティンバーケアを
使って、念入りに防水塗装を施します。

こうしてやることで、15~20年以上経ったアンダーセンのサッシも
もう15年は雨による腐食や劣化に耐えることが出来るようになります。

こうやってバランサーを交換出来る人も少ないですが、窓の防水施工を
一緒に出来るという人は、国内では殆どいないかも知れませんね。

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Last updated  2019年08月25日 14時19分28秒
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2019年08月24日
カテゴリ:家のメンテナンス




こちらの写真は、アンダーセン(Andersen)のダブルハングに
装着されているバランサーを交換している途中です。

どこの輸入サッシ・メーカーのダブルハングも同じですが、
建具(障子)を窓から外さない限りバランサーを外すことは出来ません。

アンダーセンもご多分に漏れず、バランサーを外すまでに建具だけでなく
サイドジャムやヘッドジャムも外さなければならないので、作業は
なかなか大変です。

それでも、ルーティーンな作業であれば、慣れれば然程時間を掛けずに
交換が出来るようになるのですが、いつもイレギュラーな問題が発生して
それを解決するのに更に時間を要します。

今回は、和室の窓上に鴨居が被っていて、それが邪魔してヘッドジャムが
簡単に外れないという問題がありました。

また、バランサーに窓枠を組み上げた際の大きな釘が差さっていて、
バランサーが外れないばかりか、釘が邪魔して新しいバランサーが
装着出来ないという問題もありました。

そういうことに備えて、特殊な工具をいろいろ用意していましたから、
時間は掛かりましたが、問題をクリアして無事交換することが出来ました。

バランサーの交換を結構簡単に考えているお客様もいるようですが、
適切な手順と道具を伴わないで作業をすると、薄い樹脂で出来たジャムを
割ってしまったり、取付けビスを破損してしまったり、余分な費用と
時間が掛かることもありますから、注意が必要です。

今回は、20個以上のバランサーを交換し、ペアガラスや建具枠の防水処理
をするのに延べ3日を要しました。

早い方だとは思いますが、人海戦術ですから本当に疲れます。

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Last updated  2019年08月24日 23時19分59秒
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