こんな感じで仕上がります
私共が在庫で持っていたファイバーグラス製ドア用の木目調専用塗料をサンプルテストしてみました。下地は、ドア表面に張られている木目がデザインされたファイバーグラスのパネル材を使用しています。写真は、様々な木目が塗装でどのように出るかを試す為に、板目と柾目が入ったパネル材を使用して、専用塗料も3種類の色を塗ってみました。専用塗料は、下地に着色する為の着色塗料と着色塗装を保護する為のトップコート(表面をカバーするクリア塗料)の2種類が同梱されています。今回はそれら2種類の塗料を塗った状態で、写真を撮りました。木目塗装は技術とセンス、根気がないとうまく仕上げることは出来ませんが、テストとは言えなかなかきれいに木目を付けることが出来ました。勿論、下地のファイバーグラスのパネル材に、木目を再現出来るような模様が付けられているから、このように仕上げることが出来ますが、ドアの表面がフラットであったり、木目模様が溶剤で溶けて薄くなったりサンドペーパーで削ってなくなってしまったりすると、こういう木目にはなりませんから、注意が必要です。また、輸入の木目調専用塗料を使わずに、ベタ塗りのペンキなどを使ったりすると、折角の木目が消えてその雰囲気は失われてしまいます。木目調のファイバーグラス製玄関ドアの塗装は、外壁を塗り替えるタイミングと同じ10~15年毎です。塗装の表面が白くボケてきたり、着色の色が薄くなってきたら、塗り直しをするようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。