2007年12月03日

フラット ボックス

カテゴリ:ドライウォール
taper_board

以前、バズーカという大きな道具を使って、紙のジョイント・テープと
天然石膏のパテを同時に施工するというお話をしたと思いますが、
これは、下地処理の第一段階の施工なんです。

石膏のテーパーボードの両側が、このように少しへこんでいますから
この部分に十分な量の石膏パテや紙のテープが入るんですね。

また、輸入の天然石膏パテは、国産のパテのように
かたく固まりません。国産のものは、VOCと言われる有害な溶剤が
含まれていますから、速乾性がありプラスチックのように固く
なります。

でも、固いということは、粘りがないということですから
逆に力が掛かるとクラックが出やすいということなんですね。

「柔よく剛を制す」ということでしょうか。

flatbox

さて、上の写真ですが、これはドライウォーラーがフラット・ボックス
という道具を使って、石膏パテを上塗りしているところです。

先程お話したバズーカでジョイント部分の下塗りをした後、
幅広のコテを使って、更に石膏パテを上塗りします。

その後、更に幅広に石膏パテを塗る為に、このフラット・ボックスで
上塗りを重ねます。

天然の石膏パテは、水分が抜けるまでに時間が掛かります。
だから、1つの工程をこなしたら、すぐ次の工程に掛かれるという
訳にはいきません。次の日乾くまで作業はお預けなんですね。

だからと言って、厚塗りして工程を早くしようということは
いけません。そうすると、パテの中まで乾かないので、
十分な強度が出ないのです。

パテ塗りは、塗装と同じく薄く何度も時間を掛けて塗ることが
大事なんですね。

時間やコストは必要ですが、いい仕事とはこういうことから
生まれるのです。





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Last updated  2007年12月03日 13時49分41秒
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