2013年08月15日

窓の高さにレンガの段(高さ)を合せる

窓周りのレンガ


竣工に向けて、いよいよ大詰めに入った半田市の輸入住宅
K邸の施工。

内装の納めも順調に進み、照明器具や水道の施工をする
状況となりました。

外部も足場が外れ、美しい外観が姿を現しています。

そこで、地味ではありますが、こんな写真を撮ってみました。

さほど面白味のない平面的な外観のように見えますが、
こういう単純なデザインにこそ施工の難しさが隠れて
いるのです。

よ~く見て頂くと分かりますが、窓の大きさや位置は
全て一定ではありません。場所に応じて、それぞれ異なって
いるのがお分かり頂けますでしょうか。

窓の両サイドは、レンガを窓までの距離に合せてカット
すれば納まりますが、出来るだけカットが少なくなるように
レンガ職人は目地幅を調整しています。

勿論、こうした調整は、人間の目で明らかなくらいだと
格好がよくありません。ですから、窓にぶつかる随分手前
からミリ単位で調整を始めます。

最も難しいのが、窓上の位置にレンガの高さの合せることです。

窓の上にレンガを載せる為に、L字の鉄筋を入れるのですが
レンガの高さが丁度窓上に合わないと、鉄筋と窓との間に
隙間が生じてしまいます。

それを高さの違う窓全てで考えていかなければいけない
のですが、写真では窓上に隙間のある窓は存在しません。

簡単なことのようですが、これがちゃんと出来ているという
レンガ積みの家はなかなかないと思います。

(まあ、レンガ積みの家自体が少ないので、ホームメイドの
輸入住宅は最高峰の技術で建てられていると言っても過言では
ありません)

きっと、後世の人が見てもこの技術の高さに驚くはずです。







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Last updated  2013年08月15日 14時39分37秒
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