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与え続けること と 工夫すること

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2013.02.06
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カテゴリ:家の中で。


私は、できれば修理して使いたいタイプ。


で、リュックサックの肩の縫製がほつれてきたので、


電話して修理してもらうことを問い合わせた。


買ったのところと、メーカーが違うので、一応買ったところに問い合わせした。



午後には携帯に電話が入り、


ファックスで送り先と修理代金を教えてくれた。


その日電話をとったのはお墓参りのあとの帰りの電車の中。


2,3日で修理して返してくれるというので、


帰宅して、すぐに、リュックを荷造りして、送り出した。


4日は出張でいないとのこと。


5日午前中着で宅急便を手配。


そしたら、今、宅急便がきたので、出たら、


そのリュックが戻ってきた。


びっくり。


修理もばっちり。


筆で和紙に書いてあル手紙が同封されていて、それもくるくると広げる和式の手紙。


「自分が作ったかばんなので、構造はよくわかっていて、


どのように修理したらよいかわかっています。」


アイロンで穴をあけてしまったところの修理には、


「自分だったらどのように修理してほしいか考えて修理しました。」


とあるではないか。


筆なので、読みづらいところもあったけれど、


この手際のよさというか、姿勢というか、


古きよき日本の職人の気質を感じた。。。。!!



今「大江戸リサイクル事情」という江戸の大リサイクルシステムのことが


書いてある本を読んでいるのと、ちょっとシンクロ。


ああ、ありがたい。この現代に、江戸の気質を持ち合わせているような


謙虚な職人がいたことを感じられて。





江戸の生活は


すべてのものが次々と形を変えながら太陽エネルギーによって循環し、

植物がまた植物に戻る自然のサイクルが生活の基本となっていた「植物国家」だった。


このサイクルは昭和30年代まで残っていた。


そう、わたしが小さいころ、その一部の恩恵をうけてまだ生活していたことを


思い出す。。。土に還す生活。




ああ、この40年で日本はくるった一方通行の短絡的な方向に進んでしまった。







リュック、戻ってきてうれしい。


きれいに修理されてました。


もう10年ちかく使っているけれど、これからもずっとつかっていこうと思います。


さっそく、今日は雪なので、リュックででかけます。



感謝。越智さま 拝











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Last updated  2013.02.06 09:35:23
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