道端の気になる風景
人里はなれた林道沿いに小さな畑があり、その脇にポツンとよしず掛けの無人販売所がある。昨年の秋ものぞいてみたが、今年も通りかかりにのぞいて見ると、畑には色とりどりの花と各種の野菜が少しずつ植えられ、代金投入筒が無造作に置かれた販売所には、昨年と同じように畑の野菜と販売所に並べられた少しばかりの商品の説明が一つ一つ丁寧に掲示されていた。一日数台しか通らないであろう車の中で何人が立ち寄るのか分からないが、販売所の掲示板には誠実な管理者の人柄が思われる。それを踏みにじる者が現れないことを願わずにはいられない。 販売所の掲示板には、畑の作物と販売所に陳列してある野菜の丁寧な切り抜き説明が張られている。 小さな畑と無人販売所。