セイタカアワダチソウの駆除
今年も、道路沿いや放棄地などでセイタカアワダチソウの黄色い花が目立ち始めた。この外来植物は、隣地の既存植物を駆逐しながらどんどん蔓延り、車や登山者の靴底などに付着した種などにより、数年前から大山寺から鏡ヶ成あたりの高原地帯でも繁殖を始めていた。大山高原だけは守らないと…という思いで、5年前から地元の一建設業者が中心となり、県土整備局、環境省、林野庁の協力を得てアワダチソウの駆除をはじめた。当時は余り関心を示されなかったが、最近では駆除作業をしている団体の姿を時々見かけるようになった。今年も、桝水から奥大山スキー場までの区間の駆除作業を行ったが、おかげで桝水~奥大山までは以前に比べるとあの黄色い花を殆ど見かけることが無くなった。路肩や、荒地に蔓延するセイタカアワダチソウ。桝水の駐車場横に咲き始めたアワダチソウ。桝水高原での駆除作業。種を落とす前に根ごと抜き取るが、どうしても曲がった根の先端が残り来春発芽しがちになる。抜き取ったアワダチソウを集めて運搬、処分する。三ノ沢付近での駆除作業奥大山スキー場付近