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2019年02月23日
カテゴリ：おもろい子どもとの日々
アメリカでは酒を飲んでいいのは（州にもよるんだろうが）２１歳からです。
しかーーーし！日本では二十歳からです。 １２月、クリスマス明けに亀が日本に帰ってきてから この母は、亀に盛大に「日本の酒」のイイやつばかりを盛った！ ２０歳の誕生日はアメリカで迎えた亀。 最近、またアメリカに戻った亀の部屋には ホストファミリーやルームメイトからのバースデーカードが残されていた。 ありがたい。 異国？母国？でちゃんと祝ってくださってる方々が居てくださったのだ<(_ _)> 亀の父であるフィルは若いころは、もーーーーー、すんごーーーく酒を飲んでいたそうである。 ニューメキシコのギャラップという町で飲んで酔っ払って 停まっている長距離列車になぜか潜り込んで寝てしまったら 起きたら、ロサンゼルスだった、と武勇伝を聞いたことがある。 しかし、彼はあるとき、浄化の儀式スゥエット・ロッジのなかで スピリットから「お前、これ以上呑んだら死ぬよ」と言われたらしい。 それにネイティブアメリカンの世界において、飲酒とアルコール中毒、 妊娠中の女性が飲酒することで生まれる先天性アルコール中毒の子どもの問題は 非常に深刻だったのだ。 だから彼はそこから本当に死ぬまで一切アルコールを口にしなかった。 偉い。 ほんとーーーーーに偉い。 だから、私と結婚してすぐの冬に、私が日本の友人からアメリカに送ってもらった 日本のテレビ番組の録画を（当時、VHS(笑)））見ていたら フィルはすんごい怪訝な顔で 「なんだ！？これは！！！！！？」と。 視線の先には胃腸薬の宣伝！ つまり、年末のアレです(笑) 年末年始の宴会シーズンに備えて、呑む前に飲んでおいたら快調よ、とか 呑んで具合悪かったら、この薬効きますよ、という宣伝ね。 ビジネスマンの方々が、へべれけに酔っぱらって５人くらいで肩組んで 歌ったり踊ったり、 ネクタイを頭に巻いたり・・・・・。 それを見て、フィルは「日本ではアルコール中毒のCMをしてるのかっ！！！？？？？」と。 で、どう説明したら、フィルが納得するかなーーー、と考えて ・日本では古来、稲作を大切にしてきた。 ・そこからできる日本の酒、というものはHolyなものであり ・日本の古くからの神に捧げるものである。 ・神に捧げた後で、五穀豊穣、人々の和睦を願い人は日本酒を呑むのである。 ま、ほんとの神事に酒は飲まないとは思うんだけど、 とにかくそんな風に説明し、 「だいたいね、フィル。この酔っぱらってアルコール中毒みたいに 深夜近くまで、はしゃいでいる日本のビジネスマンは 終電もしくはタクシーに乗ってでも自宅へ帰り、 翌朝９時には自分のオフィスに居るんだよ？」と言ったら フィルは本当に、ほんとーーーーーーーに本当に 驚いた顔をして 「本当か？すげぇ！」と。(笑)））））））） ま、薬飲んでまで宴会する日本人がアメリカ人から見たら異様なのは・・・ わかる。 ま、ただなんかオヤジ感覚なんですかね。 私は亀が成人したら、ぜひぜひ本当に美味しい日本酒を一緒に呑んでみたかったんです。 亀は意外にえらくてね、成人までは私に隠れて飲んだりしなかったんですよ。 彼は健全にやってきてくれた。 その御礼に、日本に帰ってきたら、ジャパニーズ・SAKEがどんなに凄いか 食文化の花か、 米ってものを、ここまで昇華させる職人のスピリットを なーんか伝達したかったんだと思う。 お陰様で数回、本当に良い時間を過ごしました。 酒が入っても淡々と「美味い！」と味わい冷静な息子に、 「ああ、こんな風に大人の入り口に立ってくれた。」と しみじみ、「あー、良かった良かった、念願果たせた！」と。 亀に私の肝臓が遺伝していて良かった(笑) （荒川家は実は全然呑めない。私の父方はめっぽう強い） どんどん離れてく。 それでいいんだよね。 でも思いやりあってる。 キミからそれが伝わってきた。 ありがとう。 アメリカでの日々も引き続きがんばれ。 私も引き続き、日本であれこれがんばる。  
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だけど、文化の違いっておもろいですね🤣🤣アル中のCMには、うけました‼️
(2019年02月24日 19時13分33秒)
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